窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

映画館に行く理由

1. 自宅では味わうことができない迫力
2. どうしても見たい新作映画がある

もうひとつある。(中略)他の観客がいるから。

へえーっ。人によって違うもんですねえ。僕の理由は全然違う。それは、「映画に集中したいため」だ。

映画館に入ったら、終わるまで出てくることはできない。電話がかかってくることもなく、周囲の人に話しかけられることもない。そういう閉じた空間で、2時間、集中していたいのだ。

映画館に移動するのに時間もかかるし、早めに行ってチケットを買ったりしないといけないので、映画を観ようと思うと、家を出てから映画が始まるまで、2時間くらいかかる。その間にポスターやパンフレットを眺めたりして、気分を盛り上げていく。

映画が終われば、どこかで食事をしたりしながら、同行者がいれば、感想を話し合ったりして、余韻を楽しむ。そうして、移動したり食事したりといったこともひっくるめてイベントとして記憶に残していく。

自宅で見ていると、もちろん画面が違う音が違うということもあるのだが、テレビの周りの生活用品が目に入り、映画の中に気持ちが入っていかない。電話がかかってきたり、家族に話しかけられたりして、集中できないことおびただしい。気楽に見れるよさもあるのだが、見る側が真剣にみないとわからないこともある。

だから、テレビ放映は問題外として、DVDなどを自宅でみる場合は「見る」と書く。映画館へ行った時だけ「観る」と書く。