ターミネーター4

題名ターミネーター4(原題:Terminator Salvation)
監督McG(マックジー
出演クリスチャン・ベール(ジョン・コナー)、サム・ワーシントン(マーカス・ライト)、アントン・イェルチン(カイル・リー)、ジェイダグレイス・ベリー(スター:聾唖の孤児)、リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)、他
公式サイトターミネーター4 - オフィシャルサイト
制作USA(2009年6月13日公開)

  • 面白かった。T1、T2が名作だったから、それと比べるてどうかといわれると難しいけど、いくら続編という位置づけだとはいえ、最初の作品が世に出てから25年、共通する役者も声で登場したリンダ・ハミルトンのみ、監督をはじめスタッフもほとんど入れ替わっているのだから、別の映画と考えた方がいいんじゃないか。もっとも「ターミネーター」という名前じゃなかったら、多分、見ていないと思うけど。
  • 事前のアナウンスでは、T3があまりにもヒドイ出来だったから、これはなかったことにして、改めてT2の続編を作ったと聞いていた。しかもテレビドラマ「サラ・コナー・クロニクルズ」に直接つながる話という触れ込みだったから、このドラマを見て予習しておいた方がいいのか迷った。が、結局、ちゃんとT3は踏まえていたし、「サラ・コナー・クロニクルズ」は関係なかったようだ。
  • これまでは、未来からターミネーターが現代に送り込まれてくる話だったが、今回は「審判の日」のあとの未来が舞台。T1で現代(当時)にT-800を送り込んだ未来より少し前という設定。当初、それが理解できず、T-800、T-1000、T-Xなどよりもっとすごいターミネーターが出てくるのかと思ったら、変身もできないので肩すかしをくった。
  • T-800からT-1000への進化はすごかったが、何にでも変化できる、ばらばらになっても元に戻るとなると、これ以上というのは難しい。T3の失敗のひとつは、能力的にはT-XはT-1000を上回るのだろうが、戦闘場面が派手になっただけで、実感としての「凄さ」(=恐怖感)がなかったことだ。本作は、T-800の誕生前夜で、能力は原始的だが、それだけに実感としての恐怖感があった。
  • T3の最大の失敗は、ジョン・コナー役だと思うが、本作はジョン・コナー役もカイル・リー役も、T2、T1のイメージを損なわない役者だったのもよかった。もっとも、今回の主役であるマーカス役も含めて、みんな目つきがスワルツネッガーに似ていた気がするのは……気のせい?
  • スカイネットの本部を破壊した(壊滅させた)のかと思ったら、拠点のひとつを破壊したに過ぎないとは。続編への布石ですか。