窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

サラ・コナー クロニクルズ、第五話「チェス大会(Queen's Gambit)」

出演

  • ブライアン・オースティン・グリーン(デレク・リース、カイル・リースの兄)
  • ディーン・ウィンタース(チャーリー・ディクソン、サラの昔の恋人)
  • ブレンダン・ハインズ(アンディ・グード、ターク開発者)

雑感

丸一ヵ月以上も間が空いてしまったため、ストーリーを覚えていないかと思ったが、案外そうでもなかった。

映画T2で回避したはずなのに結局終末戦争が起きてしまうのは、別の誰かがスカイネットを開発してしまうから。それがチェス・コンピュータを作っているアンディではないかと思い、キャメロンはアンディを殺すよう主張するが、サラはアンディの家をコンピュータごと焼き払うことで済ませる。これが第三話のラスト。

アンディは新たにチェス・コンピュータを開発し、チェス大会に出場。これに優勝すると軍と契約できるため、優勝したら殺すしかないとサラたちは考えたが、幸か不幸か準優勝。ところが結局何者かに殺されてしまう。

ターミネーター(元クロマティ? それともこの時代に送られてきた別の機体?)がある人物を殺すことになり、警官と話をしている青年に襲いかかる。警官の目の前で人を殺すとは、頭が悪いのか? 警官に見つかったって問題じゃないということか?

容疑者として捕まったのは、キャメロンいわく、未来のジョンの部下の兵士。サラが拘置所へ会いに行くと、彼はデレク・リースだと名乗る。カイルの兄だ! デレクは、サラが自分を見つけたならT-888もすぐに自分を見つけて自分を殺しに来るだろう、コナー親子を危険にさらせないから、すぐにここを出ろという。

FBIは、黙秘を続けるデレクは何かを知っているはずだから、別の場所にうつすことにする。そこへ警官につかまったターミネーターがやってきて、デレクのいた部屋を襲撃する! そうか、デレクを殺すためにわざとつかまったのだ。しかし間一髪、デレクは移送されたあとだった。

サラたちは護送車を追い、デレクを奪い返そうとする。ターミネーターも護送車を襲う。結局、ターミネーターを壊し(キャメロンが頭部を分解して完全におシャカにした)デレクは撃たれるが、かろうじて奪還に成功する。囚人を奪われた現場にきたジェームズ・エリソンは、争い途中でターミネーターからもげ落ちた手首を発見。彼が真相に近づくか!?

デレクは瀕死の重傷だ。医者に見せないと助からないが、病院に行くわけにはいかない。彼が伯父だと知ったジョンが連れてきたのはチャーリー・ディクソンだった……

今回は見どころが多かった。

  1. デレク・リースの登場。「弟がいつもあんたの写真を持っていた。あんたは知らないだろうけど……」には胸がキュン。死なないでほしいけど死んじゃうのかなあ?
  2. サラを追うFBI捜査官のジェームズ・エリソンは真実を知るのか。
  3. 「サラ・リースは死んだんだ。サラ・コナーなんて知らない」とFBI捜査官に断じたチャーリー・ディクソンは、これからコナー親子とどう関わるのか。昔の恋人とはいえ、指名手配犯だし、自分は既に結婚しているし、難しいところだなあ。でも8年経っても一向に容姿が衰えず、若々しいサラを見て(サラは時間を超えてきたのだから歳を取っていなくて当然なのだが)、再びドキドキしちゃったりしてる? 8年前も、別れたわけじゃなくて金庫爆発の事故に巻き込まれて死んだと思っていたわけだから、生きていたとなれば……

それにしても、追われているサラが、変装もせず街を闊歩しているのはなんででしょ。