題名 | 私の中のあなた(原題:My Sister's Keeper) |
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監督 | ニック・カサヴェテス |
出演 | キャメロン・ディアス(サラ、母)、ソフィア・ヴァジリーヴァ(ケイト、白血病の姉)、アビゲイル・ブレスリン(アナ、親に訴訟を起こした妹)、アレック・ボールドウィン(アレグザンダー弁護士)、ジョーン・キューザック(デ・サルヴォ判事、12歳の娘を事故で亡くした)、ジェイソン・パトリック(ブライアン、父)、エヴァン・エリンクソン(ジェシー、ケイトの弟)、ヘザー・ウォールクィスト(ケリー、サラの妹)、トーマス・デッカー(テイラー、ケイトのボーイフレンド)、他 |
公式サイト | 映画『私の中のあなた』公式サイト |
制作 | USA(10月9日公開) |
感想
- 公開直後だというのに、観客は半分も入っていなかったなあ。ちょっと盛り上がりに欠けた。
- 2歳の時に白血病を発症したケイトを、少しでも長生きさせるべく、両親は遺伝子操作によってアナを産んだ。要はスペアの臓器提供用だ。そのためアナは小さい頃から姉のために様々な手術を受け、辛い思いをすることになる。ある日、腎臓の提供は厭だ、と言いだし、両親を訴えるのだが……
- 予告編やパンフレットで、これでもかというくらい「感動する」と言われ続けていたので、まあ、確かに感動はしたけど、別にそれほどのもんでもないだろうと、ちょっと白けた。感動するかどうかは見た側の問題で、過度に強調されれば却って感動が薄らぐ。映画だけではなく、漫画でも本の帯でも、やたらに「感動」という言葉が使われているが、少しは考えてもらいたい。
- ジェシーがカッコ良かった。難病のケイト、身体を提供するアナに両親の関心が向いていて、兄弟の中で一番疎外感を味わっていたと思うのだが、ケイトのこともアナのこともよく見ていたんだな、と思う。
- 当初、アナがアレグザンダー弁護士に「勝訴率が90%なんでしょ?」というと「91%だよ」と答える。物語の最後でも彼が「91%の勝訴率」とお茶目に口にする場面があるが、この裁判にも勝ったので、91%で変わらないのはおかしくないか? 既に200件以上の裁判をこなしていて、小数点以下を四捨五入すれば、一件勝っても変わらないのかも知れないけど、ここは、最初は91%と言っていて、最後で「勝訴率は91%だったわね」「いや、これで92%になったよ」とかにした方が良かったと思うが。
配役
- アナ役のアビゲイル・ブレスリンは「幸せのレシピ」に出ていた。あとで調べるまで、わからなかったが(今も思い出せないけど)。
過去記事
- 「幸せのレシピ」(2007/09/30)
リンク
- 映画「私の中のあなた」(Playing the Piano is ME.、2009/10/12)
- 私の中のあなた(My Sister’s Keeper)(Rad Tunes、2009/10/13)
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