窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

坂の上の雲 第一回「少年の国」

NHK大河ドラマ枠で放映された特別ドラマ。原作は司馬遼太郎

出演

感想

大河ドラマの「天地人」が先週で終わってしまって(僕は見ていない)、同じ枠で年末まで放映されると聞いたので、早々に打ち切られるほど「天地人」って視聴率悪かったのかな、と思いつつ、ちょっと興味があったので見てみた。なんか、セットといいロケといいかなり豪華で、これが本当に埋め草的に作られたドラマなのかといぶかしむ。その上21時前に終わると思ったのに延々と終わらない。初回拡大放映にしても長い……。

あとから調べてみると、これは「21世紀スペシャ大河ドラマ」として巨額な予算をつぎ込んで制作されたもので、3年間にわたって放映されるという。放映時間は毎回90分。登場人物も、今回だけでもそうだけど、ちょっと見てみると豪華俳優が続々登場する気配だ。

とりあえず本年の放映は5回(あと4回)。

今回は幼年期から青年期を経て一気に大人になったので慌ただしく、関係性をつかむのに苦労した。役者もころころ変わるし。役者といえば、香川照之が学生時代の正岡子規を演じるのはいくらなんでも無理があるのでは。若々しい学生にまじって目立ち過ぎ。阿部寛が出てきた時は、真面目で威厳のあるさまを取り繕っても、上田次郎としか思えなくて困った。