導入部の迫力は最高「プレデターズ」

ずっと観たいと思っていて、そろそろ上映が終わるため滑り込みで観に行ったのだが……なんでこの映画を観たいと思ったんだろうな? 普通だと予告編を見るかパンフレット(あるいはポスターなど)を手にして、次はこれを見よう、と思うのだが、映像も、設定も、全く記憶になかった。つまり、予告編もパンフレットも見ていないのだ。

なんの予備知識もなく映画を見たのは久しぶり……の気がする。状況が(最初は)わからず、先の展開も読めず、これが本来の鑑賞の仕方かと思う。本年22本目(11作目)、洋画は5作目。

題名プレデターズ(原題:Predators)
製作ロバート・ロドリゲス
監督ニムロッド・アーントル
出演エイドリアン・ブロディ(ロイス、元米軍人の傭兵)、アリシー・ブラガ(イザベル、CIA工作員・狙撃主)、トファー・グレイスエドウィン、医師)、ダニー・トレホ(クッチーロ、メキシコ人)、ルイス・オザワ・チャンチェン(ハンゾー、日本のヤクザ)、ウォルトン・ゴギンズ(スタンズ、死刑囚)、ローレンス・フィッシュバーン(ノーランド、生き残り)、他
公式サイト映画「プレデターズ」7月10日(土)全国ロードショー
制作USA(2010年7月10日日本公開)

雑感

冒頭の緊迫感はすさまじい。記憶がなく、目の前の相手が敵なのか味方なのか判然とせず、ここがどこなのかも不明、それでも戦いに駆り立てられていく……永井豪の「真夜中の戦士」を彷彿させるオープニングである。出会ったメンバーは出身国も所属もバラバラだが、全員が(一人を除いて)戦いのエキスパートであることが判明、またほとんどが一匹狼的な性格だが、生き残るためには団結した方がいいと悟り、即席チームを結成……

が、ここは地球ではない、ということがわかったあたりからおかしな方向に。空気の成分も、気圧も、気温も、重力も、すべて地球と一致する惑星がそうそう宇宙にあるわけではないし、仮にあったとしても、本人の意志に反してその星に移動させてしまうなどというのはあまりに荒唐無稽。それができるだけの科学力を持つ生命体を相手に、原始的な銃や刃物しか持たない人間が闘って勝ってしまうのも不思議。せっかくの冒頭の緊迫感が、異星人が登場したことで一気に崩れたというのが正直な感想だ。

あとで確認したら、これはシリーズものなんですね。第一作は1987年で、本作はシリーズ3作目ということになるが、登場する地球外生命体は「エイリアン」シリーズでも「出演」し、「エイリアンズVS.プレデター」という映画も2作作られた。この地球外生命体ありきの話であれば、やむをえない。前作を知っていれば違和感はなかったのかも知れない。

配役

アリシー・ブラガは「アイ・アム・レジェンド」でアナ役で登場(記憶にない)。トファー・グレイスはスパーダーマン3でエディ・ブロック役(誰?)で登場。エイドリアン・ブロディは「戦場のピアニスト」(見てない)でアカデミー主演男優賞を受賞。