アカデミー賞が発表になった。受賞結果を記す。
- 作品賞:「アルゴ」
- 監督賞:アン・リー(「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」)
- 主演男優賞:ダニエル・デイ=ルイス(「リンカーン」)
- 主演女優賞:ジェニファー・ローレンス(「世界にひとつのプレイブック」)
- 助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ(「ジャンゴ 繋がれざる者」)
- 助演女優賞:アン・ハサウェイ(「レ・ミゼラブル」)
- 脚本賞:クエンティン・タランティーノ(「ジャンゴ 繋がれざる者」)
- 脚色賞:クリス・テリオ(「アルゴ」)
- 衣装デザイン賞:ジャクリーン・デュラン(「アンナ・カレーニナ」)
- 長編アニメーション賞:「メリダとおそろしの森」
- 短編アニメーション賞:「紙ひこうき」
- 外国語映画賞:「愛、アムール」(オーストリア)
- 撮影賞:「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
- 作曲賞:「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
- 歌曲賞:アデル、ポール・エプワース(「007 スカイフォール」)
- 美術賞:「リンカーン」
- メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「レ・ミゼラブル」
- 視覚効果賞:「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
- 音響編集賞:「007 スカイフォール」「ゼロ・ダーク・サーティ」
- 音響録音賞:「レ・ミゼラブル」
- 編集賞:「アルゴ」
- 長編ドキュメンタリー賞:「シュガーマン 奇跡に愛された男」
- 短編ドキュメンタリー賞:「Inocente(原題)」
- 短編実写映画賞:「Curfew(リッチーとの一日)」
「レ・ミゼラブル」を観た時、自分はさほど感動したわけではないが、こういう作品がアカデミー賞に絡むんだろうな、と思ったら本当にあちこち絡んでいたので、なるほど、というのが感想。*1一年前よりは洋画を観ているのだが、去年の方が興味が持てた。
実際に観た作品で、賞に絡んだのは「レ・ミゼラブル」と「007 スカイフォール」だけ。「幸せへのキセキ」はどこにもノミネートされなかった。マギー・エリザベス・ジョーンズには何かあげたかったが。
「アルゴ」はまだ上映しているところもあるようだから(これから一時的に増えるだろうから)、一回は観に行こう。
なお、主演女優賞にノミネートされたクワベンジャネ・ウォレス(「ハッシュパピー〜バスタブ島の少女〜」)は9歳(撮影時6歳)、エマニュエル・リヴァ(「愛、アムール」)は85歳で、ともに候補者として史上最年少および最高齢の記録。どちらかが受賞すれば受賞者の最年少か最高齢の記録を塗り替えるところだったが、どちらも受賞はならなかった。
過去記事
- 今年のアカデミー助演女優賞は決まり。「幸せへのキセキ」(2012/06/15)