題名 | アルゴ |
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劇場 | ヒューマントラストシネマ渋谷 |
これが3回目となる。昨年もアカデミー作品賞の「アーティスト」は3回観た。機会があればもう一回くらい観たいものだが(誰か付き合ってくれないかな)。
- ハリウッドに電話をかけてもなかなか通じなかった時、チャンバーズたちは携帯電話のひとつも持っていないのか? と訝しく思っていたが、考えてみたらこれは1980年の出来事。携帯電話があるわけはないのだった。
- イランが悪者に描かれ、いかにもアメリカに都合のいい作品だと思ったが、冒頭では、こうした事態を招いたのは英米の政策に問題があると触れられており、その意味では案外フェアな作品であることが確認できた。
- 登場事物が、怒ったり焦ったり戸惑ったりする中で、メンデスだけが、いかなる時も表情を崩さないのが印象的だった。空港までたどり着いて、航空券の予約がないと言われた時は心臓が凍る思いだったのではないかと思うが、全く無表情だった。その一点をとっても、彼は優れたエージェントだ。
- 緊迫感にあふれ、かつ後味のよい作品。
リンク
- アカデミー賞を受賞した『アルゴ』と『WIRED』の、知られざる関係(2013/3/4、WIRED.jp)
過去記事
- 手に汗握る「アルゴ」(2013/3/15)
- ようやくわかった「アルゴ」(2013/3/21)