面白いことは面白かったが、期待以上ではなかった。普通は二度見ると、一度目とは少し違った感想を持つものだが、感想は一度目と同じ。特段付け加えることはない。
しいて言えばアレックス役のシェイリーン・ウッドリーがなかなか良かったかな。父親は仕事仕事で構ってくれない、母親は自分たちをほっておいて浮気している、そうした状況下で心の発達が不完全であることを自ら自覚しつつも、父に歩み寄ろうとする、なんとも難しい役回りを見事にこなしていた。
難しい役回りをこなしていたという意味では、スコッティ役のアマラ・ミラーも、シド役のニック・クロースも同様だが。みなキャリアの浅い役者だが難役を見事にこなしていた。シェイリーン・ウッドリーは来年公開のアメイジング・スパイダーマン2に出演するようだから、楽しみに待とう。
過去記事
- 浮気の報いは大きかった「ファミリー・ツリー」(2012/05/28)