秀吉の次の天下人は/「軍師官兵衛」第38話「追い込まれる軍師」

出演

粗筋

  • 官兵衛は宇都宮朝房を連れて遠征中。
  • 長政が宇都宮鎮房を殺したという知らせを聞いて驚く官兵衛。暗殺は長政の独断だったようだ。
  • いずれにせよ秀吉の命には逆らえない。官兵衛は朝房を手にかける。
  • 長政はお鶴も殺そうとするが、光、糸らの猛反対に遭う。「秀吉様の命に逆らっては、今度は黒田家の存続が危なくなります」「助けろとは言いません。お鶴が勝手に逃げるのです」
  • 官兵衛、秀吉と対面。「わしに逆らうものは誰であっても許さん。官兵衛、長政に救われたのう」。宇都宮を殺すことに官兵衛が反対し、長政が独断で征伐したことを知っているのだ。また、これ以上逆らったら、官兵衛といえども佐々成政と同じ目に遭わせるつもりだったのだ。
  • 次はいよいよ明を攻めるという秀吉(と三成)に、これ以上国力を削ぐことをしてはならないと進言する官兵衛。秀吉は怒る。千宗易が「耳の痛いことを言ってくれる人がいるうちが華」というと、今度は怒りの矛先が宗易に向けられる。
  • 官兵衛は上洛した家康に会う。これが初対面。家康は、「秀吉様が亡きあと天下を取るのは、自分でも前田でもない、おぬしだ、と秀吉様は思っておられるようだ」と伝える。「疑いをかけられたくなければ、さっさと隠居するがよい」と助言。

雑感

前回、コントを取り入れてまで侍女衆でお鶴歓迎ムードを作っておいて今回殺されたら厭だなあ、と思っていたから、(恐らく史実ではないだろうが)お鶴が助かったのは、とりあえずよかった。

しかし、脱走したことにする関係上、供もつけられず、着の身着のままで落ち延びるしかないが、幼い少女(数え13歳)が一人で野に放り出されて生きていかれるものなのか? だから大人の役者を使ったのか? しかし市川由衣であっても、着替えもなければ食べるものもなく、家族も全員殺されて帰る家とてないのであれば、野垂れ死に以外の道はないように思える。

それとも、昔の武士は(女であっても)、野営の技術を身につけ、落ち延びる先を確保していたのだろうか?

秀吉の、茶々への溺愛ぶりがすごい。茶々が「ここは暮らしにくい」というと、三成に命じて城を作らせる。三成は茶々にいい顔をすることで権力を手に入れていく。

家康から、次の天下人は官兵衛だと秀吉が思っている、と知らされ、最近の秀吉の官兵衛への態度がようやく腑に落ちたようだ。気づくのが遅いぞ!

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