窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

SWITCHインタビュー「中井貴一×糸井重里」

twitterで話題になっていたので見てみた。タイムシフト予約のメリットだが、テレビの視聴時間が延びてしまうのが問題だな……。

お二人の対談(相互インタビュー)。前半は糸井の事務所で、後半は映画館の試写室で。糸井重里は、僕の学生時代にブームがあり、一時期は彼の仕事を追いかけていたので、もちろんよく知っているけど、その後は逆に全く興味をなくし、せいぜい「日刊イトイ新聞」がかなりのアクセスがあるらしい……と聞くぐらいでサイトを見に行ったこともなく、彼の消息を聞くのは30年ぶりくらいか? というか、彼の動く姿を見、声を聞くのは初めてかも知れない。一方、中井貴一は、つい先日「先輩ROCK YOU」を見たばかりなので、なじみはあった。

それにしても、名言のオンパレードである。

一番印象に残ったのは、糸井重里の「1970年代は1975年から始まる」と中井貴一の「年をとったんじゃない、経験値が上がったんだ」。あと、これは中井の言葉ではなく、父・佐田啓二の言葉の紹介だったんだけど、「主演男優賞は何もしなくても立っていれば取れる(回りに取らせてもらう賞だから、の意味)。しかし助演男優賞は自分から取りに行かないと取れない」(「あなた買います」でブルーリボン賞の主演男優賞を獲得した時、インタビューで「今度は助演男優賞がもらえるよう頑張ります」と言ったそうだ)。

その他

  • 糸井重里事務所も今は60人ほどいるとか。相当な大企業だ。その仕事のほとんどは「日刊イトイ新聞」の製作だそうだが、彼らの給料はいったいどこから来ているんだろう?
  • 佐田啓二中井貴一の父だったとは知らなかった。ビックリ。貴一が二歳の時に亡くなられているのね。

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