出演(エンドロールの登場順)
粗筋
- 斎藤道三が尾張を我が物にしようと、まず信長と会ってみることにした。そこで判明したのは、信長が戦国の世の生まれではなく、平成からタイムスリップした人物であったこと。実は道三も平成から来た元警察官だった。
- 道三は義龍と仲が良くない。というか怒鳴りつけるばかりで認めようとしない。ついに義龍は反旗を翻す。家臣団も多くが義龍につく。信長は道三を助けに走るが、間に合わず、道三は滅びる。
- これまで何かと信長に突っかかってばかりいた帰蝶だが、信長が不利を省みず父を助けに走ってくれたことに感謝を示す。
- 帰蝶は、幼い頃に人質に出され、その後すぐに信長の元に嫁がされるなど、父親と一緒に暮らすことも甘えることもできなかったが、道三が帰蝶のことを深く愛していたと信長から聞かされる……
雑感
第1話は面白かったが、それに比べればだいぶ「?」がつく。面白くない理由は、前回も書いたが登場人物がみな現代の言葉をしゃべるとか(池田恒興が「愛する妻と子が……」などと言う。こういう意味の「愛」は明治以降、「love」の翻訳でできた言葉では?)、一流の役者が揃っている割に、いまいちその一流らしさが見られないとか(個人的には西田敏行、新井浩文が期待外れ)、いろいろあるが、なんといっても信長に魅力が感じられないことだろう。
何かにつけて消極的、逃げ腰で決断が遅い。これでは家臣はついてこないだろうし、見ていても面白くない。まあしかし、本話の最後で、この時代で生きていく、と決意しているから、今後に期待しよう。