そうでなくても続きが気になるのに、今週は休みと聞いてはもう待てない。NHKオンデマンドにて視聴。
概要
高山にとらわれた唯を救い出すべく、忠清自ら長沢城に行く。尊直伝の「金のけむり玉」で唯を連れ出し、小垣城へ向かう。しかし長沢城では、阿湖が連れ去られたと、大勢で追いかけてくるし、黒羽城では、若君がいないと騒ぎになり、長沢城へ向かったことがバレ、成之と小平太が手勢を連れて奪還に向かう。
逃げ帰る途中に休憩のために寺に立ち寄ると、そこには如古坊がいた。小垣への抜け道なら如古坊が一番詳しいからと住職に言われ、如古坊を道案内として小垣へ向かう。途中、羽木・高山両軍がにらみ合っているのが見える。羽木軍は忠清奪還のためやってきた成之と小平太の軍である。高山は見えないところへ兵を隠し、羽木軍を呼び込んで叩くつもりでいる。そのことに羽木側は気付いていないが、忠清らには丸見えである。このままでは羽木が全滅する恐れもある。
忠清は、自分が高山に降る、そうすれば兵は無傷で帰れる、自分はすぐには死なない、生きていれば活路もあると言うが、唯は、自分が羽木軍に事情を知らせに行くと言う。唯を危険な目に合わせたくない忠清は反対するが、でんでん丸で忠清を気絶させると悪丸・如古坊に若君を託し、足軽の姿になって羽木軍めざして走る。
が、間者だと気付いた高山軍によって鉄砲を射かけられ、倒れてしまう……
雑感
松丸義次に「策がある」と大見栄を切った忠清だが、その策とは、自分が義次の振りをして長沢城に向かうこと、武器は「金のけむり玉」ではいくらなんでも……。父に反対され、一人で行動を起こすしかなかったとはいえ、羽木の惣領が単独で敵陣に忍び込むなど愚の骨頂。これでは羽木を全滅に追い込むリスクもある。もう少し手は考えられなかったのか。もっともラブコメディとしては、忠清が自ら行かざるを得ないわけだが。
それにしても、羽木軍に駆け込む直前に撃たれて倒れて終わりとは、ヒドイ。続きが気になって眠れない。
その他: