窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「アシガール」第11回「走りぬけ!愛のために」

そうでなくても続きが気になるのに、今週は休みと聞いてはもう待てない。NHKオンデマンドにて視聴。

概要

高山にとらわれた唯を救い出すべく、忠清自ら長沢城に行く。尊直伝の「金のけむり玉」で唯を連れ出し、小垣城へ向かう。しかし長沢城では、阿湖が連れ去られたと、大勢で追いかけてくるし、黒羽城では、若君がいないと騒ぎになり、長沢城へ向かったことがバレ、成之と小平太が手勢を連れて奪還に向かう。

逃げ帰る途中に休憩のために寺に立ち寄ると、そこには如古坊がいた。小垣への抜け道なら如古坊が一番詳しいからと住職に言われ、如古坊を道案内として小垣へ向かう。途中、羽木・高山両軍がにらみ合っているのが見える。羽木軍は忠清奪還のためやってきた成之と小平太の軍である。高山は見えないところへ兵を隠し、羽木軍を呼び込んで叩くつもりでいる。そのことに羽木側は気付いていないが、忠清らには丸見えである。このままでは羽木が全滅する恐れもある。

忠清は、自分が高山に降る、そうすれば兵は無傷で帰れる、自分はすぐには死なない、生きていれば活路もあると言うが、唯は、自分が羽木軍に事情を知らせに行くと言う。唯を危険な目に合わせたくない忠清は反対するが、でんでん丸で忠清を気絶させると悪丸・如古坊に若君を託し、足軽の姿になって羽木軍めざして走る。

が、間者だと気付いた高山軍によって鉄砲を射かけられ、倒れてしまう……

雑感

松丸義次に「策がある」と大見栄を切った忠清だが、その策とは、自分が義次の振りをして長沢城に向かうこと、武器は「金のけむり玉」ではいくらなんでも……。父に反対され、一人で行動を起こすしかなかったとはいえ、羽木の惣領が単独で敵陣に忍び込むなど愚の骨頂。これでは羽木を全滅に追い込むリスクもある。もう少し手は考えられなかったのか。もっともラブコメディとしては、忠清が自ら行かざるを得ないわけだが。

それにしても、羽木軍に駆け込む直前に撃たれて倒れて終わりとは、ヒドイ。続きが気になって眠れない。

その他:

  • 着物を着た黒島結菜もきれいで可愛いが、足軽姿の方が似合って見えるのはナゼ?
  • 如古坊は成之に殺されたのではなかったのか?
  • 時は1559年の年末と思われるが、羽木家のような田舎の小大名でもちゃんと鉄砲隊がある。桶狭間の時に織田家も今川家も鉄砲を使っていなかったのはなぜだ(「麒麟がくる」の話ね)。


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