窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「私の家政夫ナギサさん」スペシャル版

サブタイトル

  • 「新婚おじキュン!特別編」

放送日

  • 2020年9月8日

概要

公式サイトより転記:

メイ(多部未華子)とナギサさん(大森南朋)が結婚して1カ月が経ったある日。慣れない新婚生活の中で、お互いに少しずつ溜まってきたうっぷんが、ついに爆発!! 2人ははじめての夫婦喧嘩をしてしまう……。

メイは薫(高橋メアリージュン)ら天保山製薬の面々に、ナギサさんはお隣さんである田所(瀬戸康史)に話を聞いてもらうことに。一方、相談を受けた田所や薫たちにも、様々な変化があって……?

雑感

新婚一ヵ月目、初の夫婦喧嘩! と前宣伝があって、二時間スペシャルだということもわかっていたので、連続ドラマの最終話が放映された翌週にスペシャル版とは、よく撮影している時間があったな、すごいなと思う一方で、総集編が放映されるという噂もあったため、どちらなのか不思議であった。

事実は、総集編が8~9割で新たに撮影された部分が乗っかったもの。単なる総集編ではなく、撮りおろし部分があり、そこから登場人物が回想するという設定で過去の話をおさらいしていくという作りになっている。だから過去の出来事は必ずしも時系列(放映順)ではない。

これまでの全9話を見てはいるが、忘れてしまった部分もあるし、人によっては見逃した回がある人もいるだろうから、終わった直後に総集編というのは悪くないアイデアだと思う。その上、新作部分もあって、ドラマのその後を垣間見せてくれるのもよかった。ボリュームもあって自分は満足した。

ただ、宣伝の仕方はよくなかったと思う。そういうものであるときちんと説明すればよかったのだ。何も悪いことはない。が、終了直後のネットの感想を見ていたら、「新作が見られると思っていたのに、ほとんどが旧作のつなぎあわせでがっかりしました」的な内容のものがたくさんあったのだ。

『新婚おじキュン!特別編』の放送が決定!を読めば、「本編のスペシャルダイジェストに加え、……登場人物のその後が描かれる」と書いてはあるのだが、この説明で「9割は本編映像。新作部分は刺身のツマで、基本的には総集編」と読み取るのは難しい。真に受けた人はさぞガッカリしただろう。この点は制作陣には反省してもらいたい。

内容は、薫は吊りボーズに告白するし、福岡へ行った瀬川君はすっかり大人びていて、天馬あかりともラブラブみたいだし、良かったけれど、田所さんにはいいところがあまりなかった。正直、メイは結婚相手としてみたら地雷物件だと思う。田所にはぜひもっといい幸せを見つけてもらいたい。

肝心のメイとナギサだが……。まあ楽しいんですがね。不謹慎とは思うけれど、心に浮かぶのはデヴィ夫人コラ画像で有名になったあのセリフである。これは賛成してくれる人は多いんじゃないだろうか(画像は拾い物)。

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(2020/9/12 記)