窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

伊勢谷友介、麻薬取締法違反の疑いで逮捕される

伊勢谷友介といえば、「龍馬伝」での高杉晋作や「花燃ゆ」の吉田松陰のような「いい役」もこなす一方、「嫌われ松子の一生」の龍洋一(犯罪者)や「清須会議」での織田三十郎信包のような、ヘンな役、イヤな役もちゃんとヘンでイヤな風に演じられる、芸幅の広い役者だというのが僕の認識。もちろん、「あしたのジョー」や「るろうに剣心」など、数多くの映画やドラマに起用される人気役者だとも。

今回、改めて伊勢谷友介のことを知って驚いた。まず、東京藝術大学に現役で合格した芸術家なのである(ファッション、映像)。長身・イケメンで学生時代からモデルで活躍したのは見た目通りだが、英語がペラペラ(留学経験あり)、運動神経抜群(水泳インストラクターの経験あり)。さらに株式会社リバース・プロジェクトの代表取締役という経営者(実業家)でもある。

天は二物を与えずというが、二物どころか四物も五物も与えられた人が本当にいるんだなあと。同時に、今回の件で輝かしい経歴も将来も一瞬でパーになったんだなあと。

それにしても、大河ドラマで最重要な役を務めたこともある伊勢谷友介が、昨年今年と、ピエール瀧沢尻エリカの一件がどれだけ大きな問題となり、どれだけ多くの人に迷惑をかけ、どれほどの賠償問題につながったか、目の前で見ていただろうに、それでもやめることができなかったのか、とは思う。



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