窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「私の家政夫ナギサさん」第五話

サブタイトル

  • 「極秘計画で母と妹の仲直り大作戦! 隣の敵の秘密……」

放送日

  • 2020年8月4日

概要

公式サイトより転記:

ある夜、メイ(多部未華子)が帰宅するとナギサさん(大森南朋)から料理を教わる母・美登里(草刈民代)の姿が。父・茂(光石研)の還暦パーティーで手料理を振舞い、驚かせたいらしい。これを機に、3年前に実家を飛び出したままの妹・ 唯(趣里)と美登里の仲を取り持ちたいメイは、ナギサさんに相談。すっかりナギサさんに心を許しているメイは、自分もナギサさんについて知りたいと思うようになる。
一方、田所(瀬戸康史)はメイのことを意識しながらも何かを隠している様子……。

美登里は還暦パーティーで手料理を振舞うべく、ナギサに教わって特訓するが、なかなか思うようにいかない。メイの提案で、その日はナギサに出張料理を依頼することにする。

ナギサは、その日の出張料理のために、唯に、家族の思い出の料理やそのレシピを聞き出し(メイや美登里は恐らくレシピがわからないので)準備をし、さらに、(メイ・父と結託して)4人分の料理となると自分一人では大変だからと、助手として唯を連れて行くことに。大きめの帽子とサングラス・マスクで変装した唯だったが、美登里には見抜かれる。意地を張りつつもともに食卓を囲むように促され、仲直りが実現。茂の思い付きの一言で、唯の夫と子も急遽呼びつけることになり、茂は孫を抱くという夢がかなうことになる。

今日の宣伝

忘れた。エプロンだったっけ?(思い出したら修正する)

雑感

今回は泣かされた。みえみえのお涙ちょうだい劇ではあったが、それはそれでいい。仕事のことや田所のことがほとんど描かれず、家族のことに焦点を絞ったのはよかった。

唯と美登里はお互いに意地を張り合って、相手から謝って来ない限り和解はあり得ないと4年も言い続けてきたが、結局、唯が折れたわけだ。折れたつもりはない、と言うかも知れないが、ナギサがたかだか四人分の料理の準備ができないはずがないのはわかっていただろうし、何なら美登里やメイに手伝わせればいいことだ。いくら変装が条件でも、まさか唯自身、最後まで美登里に隠し通せると思っていたわけではないだろう。お父さんにも会いたかっただろうし、メイやナギサの気持ちも汲んで、この機会に乗せられることにした、ということではないか。

美登里は早々に気付いていたようだが、最初は意地を張って気付かないふりをしていたのだろう。しかし料理の手際が鮮やかなことはちゃんと見ていた。唯は唯で無為な時間を過ごしていたわけではないと理解したのは立派だった。

まさか唯の家族を呼びつけるとは思わなかったが、突然の連絡を受けてもきちんと応じ、子を連れてきた夫くんは偉かった。あるいは、話を聞いた時にこうした成り行きも想定していたいのかも知れない。

ところで、田所が何かを隠している件、Webサイトでは何やら思わせぶりに書いているが、単にゴミがたまっているのをメイに見られたくなかっただけではないかと思うが、違うのか? 山本美月が部屋にいた?(放映時にはそこまで気づかなかったけど)


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(2020/8/11 記)