窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ」(43):ジャズの生演奏

第十週「1962」(月)

放送日

  • 2022年1月3日

登場人物

  • 近藤芳正(小暮洋輔、ジャズ喫茶「Night & Day」マスター)

概要

年を越したためか、最初の約1/3は大阪編のまとめ。るいが宇宙人の演奏に聞き入るシーンまで。

演奏が終わって客席へ降りてくる。トミーがジョーに「お前の演奏は仕入れの極端な寿司屋だ。アジで勝負、ってな」とからかい、ベリーが「嫉妬でしょ」と言い返す。彼らの会話が耳に入ったるいはチンプンカンプン。トミーとかベリーとかジョーってなに?

ジョーがるいの前に座る。やっぱりジャズが好きだったんだ、と。るいという名前を聞いて、そうではないかと思っていたと。るいが否定すると、るいってサッチモのことじゃないの? と訊き返す。るいはどう答えていいかわからない。

そこへベリーが、あんた、いったいジョーとどういう関係なの? と絡んでくる。自分はクリーニング屋の店員で、ジョーはその常連さんなのだ、と答えると、ベリーは、なんだ洗濯屋なの、と見下して笑うが、マスターは、クリーニングの仕事をるいに依頼する。

竹村夫妻が、今頃は楽しんでいるといいな、夕食は何を食べているのかななどと空想しているところへるいが帰ってくる。洗濯物を山ほど抱えて……

でも、るいの顔は明るかった。

今日のるい

「ちいてけん」

今日のベリーとるい

「言うとくけど、ジャズマンを追っかけ回すいうのは、思っているよりお金がかかるの」
「追っかけまわす?」
「あんたにその覚悟と経済力があるの!?」
いつの時代も沼に嵌まるとたいへんなんですね……

今日の竹村夫妻とるい

「なんでデートに行って、洗濯物抱えて帰ってくんの」
「それや、それやがな」
「私にもようわからんのです」

雑感

昨年は火曜日で終わったのだから、5日の水曜日から再開でもよかったのではないか。三が日から始まるのは朝ドラ史上初めてらしいが、三が日はお正月特別体制で忙しく、ドラマをゆっくり見る時間を確保するのが難しい。それに、第〇話の番号を見て、たとえば31話なら月曜日だとか、25話なら金曜日だとかいうことがすぐわかった。一週間単位で話は進むからこれは大事だ。が、今回ずれるため、今後は話数を聞いても何曜日かを当てるのは至難の業になる。なんでそないに慌てて始めよったんやろ?

登場人物のテロップ、市川実日子は「ベリー」に、早乙女太一は「トミー」に、オダギリジョーは「ジョー」に変わった。

ペットを吹いているジョーはちょっとカッコよかったが、舞台を降りると相変わらずつかみどころがなくふわふわしている。察するにベリーはジョーのおっかけでトミーは仲間のジャズマンというところか。

今日は、大阪編の家族以外の、るいの世界を彩る人たちの紹介回。

それにしても、片桐と別れてまっすぐ帰る気になれず、一人で入ったにしては、ずいぶんな店を選んだものだ。なかなか女の子一人で入るには敷居が高い店だと思うが、何にもわからず勢いで飛び込んだのかな? 
(2022/01/08 記)


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