窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ」総集編

放送日

  • 2022年5月4日

雑感

録画していたのをようやく見た。堪能した。

自分が特に印象的だったシーンがあったりなかったり。それは仕方のないことだが、すごくうまくまとめてあるとはいえ、総集編は総集編。自分のように、本編をずっと見てきた人間にとっては、放映されなくても、合間合間にこういうシーンがあったよね、と思い出したり、チラと映った一瞬のシーンからその時の回を思い出したりして、感動に浸れるが、初見で総集編を見ても、粗筋は追えるが作品を味わうことはできないと思う。

twitterなどを見ると、「途中から見始めたので、安子のことを知らなかった。こんな話だったんですね、感動しました」といったコメントをいくつも見たが、総集編を見てカムカムエヴリバディを見た気になってしまったとしたら、残念だと思う。

ところで、改めて見て、安子の行動に疑問を感じたこと。

  1. なぜ夜逃げするように、突然るいを連れ、雉真の家を出たのか
  2. 「たちばな」の再建がなったら、るいを置いて算太と一緒に暮らすつもりでいたのはなぜか
  3. るいに拒絶されたからといって、なぜそれを真に受けて、本当に家を出てしまったのか

稔が死んだあと、雉真の家に安子の居場所がなくなっていったことは何度も描かれており、それで安子としては、とにかく自分は雉真の家を出るしかないと追い詰められていたということなんだろうけど。すべての事情を知ったロバートに、安子、一度るいときちんと話し合うべきだ、と言って、日本に連れてきてほしかったね。



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