第09週「私らはチームや」(月)
放送日
- 2022年11月28日
登場人物
- 板倉チヒロ(山下教官)
- 五十嵐英実(主席教官)
- 金子珠美(宮田真紀子)←だれ?
概要
北海道・帯広でのフライト課程に臨む舞は、貴司からの手紙と短歌で勇気づけられる。帯広で舞は3人一組のチームに分けられるが、またしても柏木学生、水島学生と同じ班になる。そして担当教官は、学生の間でも名うての鬼教官と呼ばれる大河内教官であることがわかり、戦々恐々の中、フライトシミュレーターによる訓練が始まる。(NHKオンデマンドの解説より)
今日の貴司
「トビウオが飛ぶとき他の魚は知る 水の外にも世界があると」
感想
帯広編の出だしとしては上々の滑り出しだ。中澤は、先週の都築ノートの件もそうだったが、情報通のように思い込んでいていらん偏見を与えているだけのように見える。倫子などは早々に話半分に聞いていたようだが、真面目な舞は真に受け、大河内教官に当たった時、「この人が鬼か」とまじまじ見つめ過ぎてしまう……
中澤は、倫子と意見が食い違った時に、「女性に譲りましょう」と言って倫子の反感を買う。先週、愛妻家と言っていた割に妻とはすれ違っているようだが、その原因がわかるようだ。本人はきっと、女性に優しい、包容力があると思っているに違いない。
フライトシミュレータで、大河内教官にプロシジャーのテストをされるが途中で詰まってしまう。練習のためにシフトレバーを自作するのは、工作好きの舞らしい。柏木からは暇人だとバカにされたが、どうやら本心ではないらしいことがわかってきた。柏木は本当は感心していたのだ。なzなら、シフトレバーを見つめる目が、先週、お好み焼きを見つめていた目と同じだったから。
初フライトの前に緊張する舞に、柏木は、「おれはワクワクしている。飛ぶためにここへ来たんだから」と語る。それを聞いて舞の目が輝きを取り戻す。いいねいいね。