第21週「新たな出発」(火)
放送日
- 2023年02月21日
登場人物
- 吉田真由(佐知子、笠巻の娘)
概要
IWAKURAでは、舞が始めたブログへのアクセス数が増え、社員たちはそれを喜ぶ。そんな中、若手の女性職人の土屋が事務所に現われ、笠巻がぎっくり腰になり動けなくなったと告げる。(NHKオンデマンドの解説より)
笠巻のぎっくり腰はさほど重症ではなかったが、これを機に引退することになった。笠巻の妻は昨年亡くなり、娘は結婚して家を出て独り暮らし。章兄ちゃん情報では、子育ては全部妻に丸投げしてきたから、娘とどう付き合えばいいのかよくわからず、関係がぐくしゃくしているらしい。
貴司の初歌集「デラシネの日々」は重版がかかったとリュー北条は狂喜する。リュー情報では、秋月史子の歌が長山賞の寡作に入ったという。
東大阪の工場も廃業するところが増えている。工場跡地が住宅地になり、人が住み始める。すると、工場の騒音に文句を言う人が出てくる……という次第で、IWAKURAにも市役所の人が来訪した。IWAKURAは特に問題はなかったが、こういう状況では工場の維持が難しいと、舞は頭を抱える。
感想
舞と貴司の甘い新婚生活。しかしめぐみと同居しているから、二人きりというわけにはいかない。めぐみはまだ若いし、同居を焦ることはなかったのではないか、とも思うが、裕福とは言えない二人だから、生活費のことも考えたのかも知れない。
秋月史子が伸びてきているようだ。リューは貴司にさらなる飛躍を期待するが、貴司は欲がなく、リューは肩透かしをくらう。
それにしても貴司の歌集、タイトルもいいし表紙のイラストもいい。これは確かに評判になりそうだ。これまで番組で発表された歌を収めた同題の歌集をNHK出版がリリースしないかな?
笠やんは、仕事はできたが、家庭生活は必ずしもうまくはいかなかったようだ。とはいえ、娘は連絡を受けて仕事を休み、病院まで迎えに来たくらいだから、笠やんが思っているほど悪くはないのかも知れないが。