窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(096)

第20週「伝えたい思い」(金)

放送日

  • 2023年02月17日

概要

会社の昼休みに舞は、笠巻に出来上がったブログを見せると、笠巻は良い置き土産になると舞に告げる。舞は笠巻が引退しようとしていることを初めて知る。デラシネでは、貴司がリュー北條と向き合い、新しい短歌が作れなかったと告白する。それに対してリュー北條は、自分の心の中を隠さずに、さらけ出してほしいと貴司に言う。(NHKオンデマンドの解説より)

ついに舞は貴司に「好きだ」と告げ、貴司も「怖くて言えなかったけど、ずっと好きだった」と告げた。史子は「私はこれから自分の歌を作る」と告げて去る。

「目を凝らす見えない星を見るように一生かけて君を知りたい」

感想

ついに結ばれた。いろいろ思うことはあるけれど、まずは I'm happy with them.

史子に後押しされての告白というのが気になるところだが、史子は思ったほど嫌な人ではなかった。短歌を作るといいと思うよ。もともと史子は貴司の歌が好きだった。自分も歌を詠むから通じ合えた。ところが実際に会ってみたら貴司が思いのほかいい男でポーっとなり、歌を詠まずに世話女房の真似事を始めたのが間違いのもと。自分の歌作りに邁進すれば、当初望んだ形で貴司と通じ合うことができるようになるだろう。

最後に発表された歌はお見事。とてもわかりやすい相聞歌だ。洒落ていて素敵だが、これならいろいろな人が、自分の彼氏・彼女への気持ちをこの歌に託すことができる。リューの望んでいたのはこういう歌なのだろう。恐らくあと10首といわず20首でも、あっという間にできる。歌集も無事に発行できるだろう。
(2023-02-19 記)


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