窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(124)

第26週「私たちの翼」(水)

放送日

  • 2023年03月29日

概要

新型コロナの感染拡大でロックダウンとなってしまったパリで、貴司は一人夜空を見上げながら、舞たちに会えない寂しさを噛みしめる。2020年4月。日本でも緊急事態宣言が出され、「うめづ」は休業。家に帰っためぐみはIWAKURAの従業員の出勤を曜日交代制にすると舞たちに言い、舞はアビキルが翌日の会議で対応策を決めると告げる。(NHKオンデマンドの解説より)

祥子はデラシネに行こうとするが、祥子が感染したら命に関わるから、家から出ないでくれと頼む。日がな一日やることのない祥子は、ぼんやりとして覇気がなくなり、「五島へ帰りたい」とうわごとのように呟く。

自分にとって誰が大事か改めて悟った貴司は、舞に電話をする。そして「家に帰りたい」と告げるが、外出できず、飛行機のチケットも取れない。

アビキルでは開発を焦る刈谷と、誰かが感染したら元も子もなくなるという玉本がぶつかる。舞の発案で出入り口に体温計とアルコールを置き、感染対策を徹底させることで開発ができるようになる。

感想

デラシネの店番という自分の役割を得たことでなんとか大阪暮らしを自身に納得させていた祥子が、やることがなくなって惚けかけていく。店番で感染するリスクは低いと思うけれど、2020年の4月はまだ世の中が新型コロナのことがよくわかっておらず、過剰な対策を行なっていた時期。致し方ないが、切ない。取り敢えず、頻繁に電話をしてみてはどうかと思うが。手紙のやりとりすら、していないのだろうか?



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