第7週「おらのママに歴史あり」(水)
概要
春子は、アイドル歌手にあこがれ、芸能界を目指していた。しかし、同時に春子には、町の人から海女の後継者として大きな期待が集まっていた。夏とけんかをする日が続き、夢と周囲の期待のはざまで思い悩んだ春子はついに家を出る。アキは、当時の母と祖母の葛藤、そしてその後の母の人生について知って驚く。そんな時、祖父・忠兵衛が、意外なことを宣言する。(NHKオンデマンドの解説より)
忠兵衛は漁師を引退し、陸で過ごすことを決意。健康診断の結果があまりよくなかったかららしい。67歳。
感想
春子が家出をした日はオーディションの日だったのか。市長や組合長の説得に、夏はきちんと答えてくれなかった。この時の夏の本心はわからないが、春子ががっかりしたのは事実だろう。しかし、オーディションを受けるだけなら東京への往復の交通費があればできるが、家出となると、少々のお金では済まないし、保証人もない未成年は、まともな部屋など借りられない。受け入れ先は風俗業界くらいしかないのではないか。春子はどうやって暮らしていったのだろう。この状況から黒川正宗と結婚できたのは、そうとうに恵まれていたように思うが。また、オーディションの結果がどうだったのかは、気になる。