窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「らんまん」(111)

第23週「ヤマモモ」(月)

放送日

  • 2023年9月4日

概要

牛久が真打ちとなり、長屋を出ていく日。竹雄と綾が高知を引き払い東京へやってきた。二人は屋台「土佐」を開業。竹雄は“いつか新しい酒を造る”という綾の夢を、一緒にかなえたいと考えていた。万太郎、寿恵子、波多野、藤丸もかけつけてにぎやかな夜になる。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

日清戦争は日本国内は戦場にならなかったから、多くの人は実感がわかなかっただろうが、台湾を見て来た万太郎には期するところがあったようだ。戦争はこれからも起きるだろう、家や野山を焼かれたら植物が全滅してしまうかも知れない。だから一刻も早く日本のフローラを明らかにし、すべての植物の名前を調べ、標本にし、図鑑に記載して永遠に残しておかなければいけないと。台湾編はそうした決意を新たにするためのエピソードだった。

竹雄と綾は一時的に東京へ遊びに来たのかと思ったが、高知を引き払ってきたという。万太郎はそのことを知っていたのか。なぜ高知を引き払って東京なのか。目算があってのことか、それとも万太郎の側にいたいからか……

峰屋を廃業した後、二人は住み込みで働き、竹雄は蕎麦が打てるようになり、綾はつまみが作れるようになった。東京では料理屋で商売をするつもりだという。それを聞いた寿恵子は何事かを思案中……。渋谷の店に二人を雇うことを考えたのではないか。根津の家から渋谷までどうやって通うつもりかはわからないが。


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