窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(028)

第6週「バドジズってなんや?」(水)

放送日

  • 2023年11月8日

概要

羽鳥善一とスズ子のマンツーマンレッスンが始まった。ところが、羽鳥はスズ子の歌に満足せず、歌の出だしばかり500回以上繰り返し歌わせる。具体的な指示を出すことなく、「ジャズだよ」と言うばかりの羽鳥にスズ子は困惑する。一方、秋山も中山ら男性ダンサーに混じった練習に体力の違いを感じていた。大きな期待と小さな不安を胸に飛び込んだ東京の舞台、ふたりの行く末は?(NHKオンデマンドの解説より)

感想

前日に楽譜を渡された「ラッパと娘」を、スズ子はいきなり歌う。前日は挨拶だけで終わったのだから、時間はたっぷりあったはずだが、秋山が寝てからようやく楽譜を開いて研究をしていた。これまで歌ったことのない新しい曲調の音楽を、声も出せない深夜ではできることは限られると思うが、今日はかなり歌い込んだっぽい流暢な歌声を聞かせてくれた。

しかし、羽鳥は「昨日とは変えた」と言って新しい楽譜を渡したのに、あまり楽譜を見ずに歌っていたのは不自然だ。あれはゆうべ覚えた(修正前の)フレーズではないのか? スズ子は「初見でもちゃんと歌える」レベルなのかも知れないが、USKではダンスの練習はやっていたが音楽の勉強をしている描写はなかったから気になる。

また、曲は全体と通してひとつの物語があるので、全体をある程度仕上げることなしに出だしだけ何百回も繰り返させるやり方にも疑問。厳しさの表現としてはピントがずれている気もする。秋山の「男の人と一緒の稽古は体力的についていけない」方がリアリティがある。

とにかく初日から厳しい稽古だった。がその一方、下宿のおかみから夫の馴れ初めを聞かされた二人はキッスに興味津々。このあたりはいかにも年ごろの娘だから……と思うが、スズ子は24歳、秋山は22歳。彼氏ができる・できないというより、嫁にいくことを考えないといけない年齢だなぁ。


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