題名
- 「どうする家康」第42話「天下分け目」
放送日
- 2023年11月5日
概要
上杉征伐に向かう家康のもとに、三成挙兵の知らせが届いた。小山で軍議が開かれ、西国大名の多くが三成につく中、家康は天下分け目の戦に臨むため、西へ戻ると宣言する。秀忠に真田昌幸の攻略を任せ、江戸に戻った家康は、各国大名に応援を働きかける。一方、京では千代とともに伏見城を守る鳥居元忠は、三成の大軍に囲まれ、最期の時を迎えていた。（公式サイトより）
真田信幸参戦。昌幸と信繁は石田についた。
今日のわれらが君
「この戦、わしと三成、どちらがより多くを味方につけるかで決まる」
雑感
彦の最期の回。千代を抱きかかえ、取り囲んだ敵を睨みつける鳥居元忠が圧巻だった。
二条城が陥ちたという知らせを聞いても動じず、書状を送って味方を作ろうとしている家康は、「戦は勝ってからするもの」という武田信玄の教えを身につけたようだ。成長している姿が見えるところが本作の肝だ。
沼田城で稲が昌幸を追い返すシーンがあってよかった。父・忠勝そっくりだ……
小山評定で福島正則だけでなく山内一豊まで登場したのも嬉しかった。福島は本田正信が調略したという設定なのね。
小早川秀秋は暗愚ではなく、冷静に戦況を見極めているという描き方は新鮮。
上田城の攻防もちゃんと描いていたのは良かった。秀忠には本田正信と榊原康政がついていたのか。それで真田に翻弄されたのはちと情けない。
