第18週「あんたと一緒に生きるで」(月)
放送日
- 2024年1月29日
登場人物
- みのすけ(鮫島鳥夫、記者)
- 田村裕(小島、プロデューサー)
概要
昭和22年(1947年)1月。愛助が大阪の療養所にいるまま、スズ子は静かな正月を迎える。二人は、手紙のやり取りをしてお互いを支え合っていた。妊娠しているスズ子だったが、看護師の東の付き添いで、ジャズカルメンの稽古を開始する。一方、愛助はトミに、スズ子と結婚して生まれてくる子供の父親になりたいと話をするが……。そして、二人は離ればなれのまま、ジャズカルメンの幕が切って落とされる。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
愛助は、絶対に説得します、生まれてくる子を父なし子にはしませんと繰り返し手紙に書くが、こういうことをわざわざ書かねばならないほど危機的な状況でもある。愛助は病室へトミを呼び、なんで認めてくれないのか食い下がる。トミも多少は葛藤の表情をするが、結論は変わらず。
一方、ジャズカルメンは初日から満員。妊娠していることを事前にスクープされたからか、妊娠を隠さず、しかしカッコいい衣装でカルメンを演じた。ダンスは大人し目、靴も踵の低いものを、など、随所に工夫が見られ、大人の女という新しい側面を見せることに成功。これまでのスズ子が動なら今回は静の魅力だ。
愛助は必ず舞台を見に行くと言っていたが、咳は収まらず……