窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ついにモリアーティ教授登場「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」

今年11本目。これだと年間56本のペース。今年は見逃せない作品が多く、ちょっと無理して観ている感じ。これでも「ものすごくうるさくてありえないほど近い」がまだ観に行かれていない。

本作は期待通りの面白さであった。

題名シャーロック・ホームズ シャドウゲーム(Sherlock Holmes:A Game of Shadows)
監督ガイ・リッチー
出演■前作から:ロバート・ダウニー・Jrシャーロック・ホームズ)、ジュード・ロウジョン・ワトソン)、レイチェル・マクアダムスアイリーン・アドラー)、エディ・マーサン(レストレード警部)、ケリー・ライリー(メアリー・モースタン)、ジェラルディン・ジェームズ(ハドソン夫人)

■本作初登場:ジャレッド・ハリス(ジェームズ・モリアーティ)、スティーヴン・フライ(マイクロフト・ホームズ)、ポール・アンダーソン(セバスチャン・モラン大佐)、ノオミ・ラパス(マダム・シム・ヘロン、映画オリジナルキャラ)、他
公式サイト映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』
制作英国(2012年3月10日公開)
劇場新百合ヶ丘:ワーナー・マイカル・シネマズ

前作「シャーロック・ホームズ」の続編。前回のキャラクタに加え、今回はモリアーティ教授、モラン大佐にマイクロフト・ホームズとオールスター勢揃いである。次回作はどうするの? とよけいな心配をしたくなるほど。(当然、IIIはあるよな?)

原作から離れた独特のキャラ設定は前作同様で、アクションシーンはパワーアップされている。しかも、ワトソンに対し「これたら来てくれ。無理でも来てくれ」というメモを残すなど、マニア心をくすぐる設定もいくつか散りばめられている。原作を知らない人もアクションドラマとして楽しめばいいし、原作を知っている人はなお楽しめる、といったところか。

アイリーン・アドラーもメアリー・モースタンも(いや、もうメアリー・ワトソンか?)それぞれタイプの異なる美人なのだが、登場シーンが少なかったのが残念。特にアイリーンが今回はいいとこなしだったのは少々いただけない。

初登場のマイクロフトが、シャーロックに輪をかけて性格破綻者だったのが笑える。

配役

ノオミ・ラパスは「ミレニアム」3部作のオリジナル映画版でリスベットを演じた人。