原作
出演
制作
概要
速川唯は足が速いことだけが取り柄の女子高生。ある時、弟が発明したタイムマシンを(それと知らずに)いじっていて、1559年に飛ばされてしまう。唯之助と偽って負け戦の兵が命からがら引き上げる中に紛れ込み、若殿(忠清)の姿を見て一目惚れ。唯之助の母は黙って家に連れて帰り、食事と一夜の宿を提供する。若殿が忘れられない唯は、翌日、若殿に会いに城へ行くが……
雑感
森本梢子は言わずと知れたヒットメーカーで、「わたしがママよ」「研修医ななこ」「ごくせん」「デカワンコ」と単行本はすべて揃えているが、すべて傑作である。しかるに、本作は単行本を一冊だけ買って二巻以降の購入を迷っている。
放映当時はとても話題になった。再放送をやっていることに気付いたので見てみたが、なかなか微妙。軽い気持ちで見ていればいいのかも知れないが。
本編前とあとに赤ペン瀧川によるミニコーナーが放送されるが、これはいらない。特に本編前のダイジェストはいらない。
配役
- 忠清役の役者が健太郎とクレジットされていて驚いたが、このドラマのあとで伊藤健太郎に名前を変えたらしい。「コーヒーが冷めないうちに」の出演が印象に残るが、してみると映画はこのドラマのあとか。
- 黒島結菜は昨年の大河ドラマ「いだてん」に出演し、短いながら印象的だった。まあ彼女が主役だから見る気になったのだが。ボーイッシュだが可愛い、という役どころにピッタリ。ただし出演時は20歳。本人は既に高校生ではなかった。
(2020/5/5 記)