第13週「1964-1965」(金)
放送日
- 2022年1月28日
登場人物
- 宮島麻衣(初美、蕎麦屋店員)
概要
ジョーに買い物をお願いしても、テレビ(あかにしの?)に夢中になって遅れる、いわしを頼まれて鯛を買ってきてしまう、お店の手伝いも、回転焼きを焼くのもダメ、生地を作るのもダメ、店番も……。ジョーはミュージシャンだから、他のことはできなくてもいいと思っていたが、ここまでできないとは思っておらず、途方に暮れている……と、るいは一子に話す。
一子は配達ならどうかと訊く。実はちょっとたくさん注文しようかと思っているとのこと。200個ばかり……結婚式のデザートに出したいのだ。一子は学校を卒業してすぐ、日本舞踊のお師匠さんと見合いをし、とんとん拍子に話がまとまり、結婚することになったのだ。
自転車を買おうと吉右衛門に相談すると、ぜひあかにしで仕入れさせてほしいという。が、るいの予算を聞いて、そんな安物扱っても利益が出ないとそっぽを向く。ちょうどそこに蕎麦を配達にきた初美が、古い自転車があるからもらってくれという。喜ぶるいは、さっそくジョーに乗ってというが、ジョーは自転車に乗れなかった!
河原で自転車乗りの練習をするジョーのもとに、吉右衛門がるいが大変だと伝えに来る。あかにしの店先で、配達用の箱を選んでいる時に倒れたのだ。慌てて自転車を漕いで帰るジョー。るいは、ただの睡眠不足だと。それと、おめでただと。子どもができたことに不安と喜びが交差する二人。
1965年4月4日、岡山東高校が岡山勢として初めて甲子園で優勝し、桃山団五郎が二代目桃山剣之介を襲名した日、るいは女児を出産した。
今日のるいと一子
「結婚式て、だれの」
「あたしの」
今日のジョーとるい
「なれるかな、ぼく、お父さんになれるかな」
「なれるよ、なってあげて」