タイトル
「カムカムエヴリバディ」(1)「1925-1939」
雑感
約一年ぶりに見返してみた。今から見ると、(当時は気づかなかった)伏線の嵐なのでは? とちょっと期待したが、特にそういうことはなく、見るべきものは初回にちゃんと見ていたようだ。
ただひとつ、算太は長い間、安子とは年の離れた兄弟だと思っていたのだが(番組中にも特に説明はなかったが)、安子とは5歳違い。恐らく中学を出たばかりで半ば強引に菓子職人の修行をさせられたのだろうが、遊びたい盛りの年齢だ。修行に身が入らないのもわかる。
大河ドラマなどの初回は、大物キャラクターが顔見世で登場し、出演者数がすごいことになるのは珍しくないが、ここでは家族(安子と祖父母、両親、兄)と住み込みの職人三人、商店街は豆腐屋と荒物屋のみの登場。まずは安子を取り巻く人たちの性格や立ち位置が説明される。
杵太郎は、ラジオを聞いている人の顔が、おいしいお菓子を食べている時と同じだということから、ラジオの購入を決意する。