窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「鎌倉殿の13人」(37)

題名

  • 「鎌倉殿の13人」第37話「オンベレブンビンバ」

放送日

  • 2022年9月25日

今日の退場者

  • なし

概要

政子、大江広元らと新体制を始動させた義時は泰時を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政と向き合う。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりくは、娘婿・平賀朝雅を担いで対抗することを画策。三浦義村を誘い、反撃ののろしを上げる。北条家内の対立が激化する中、源実朝和田義盛のもとへ……。(NHKオンデマンドの解説より)

雑感

畠山を滅ぼしたことで御家人の時政に対する反感が強まったため、権力を御台に移し、執権を有名無実のものにしていく。これに反発したりくは、実朝を出家させて鎌倉殿から下ろし、平賀朝雅を次の鎌倉殿に据えようとする。そのたくらみを知った義時は、明白な謀反だと、時政を滅ぼす決意をする……

阿野全成の謀反騒ぎの時もそうだが、すべてをひっかきまわし、御家人の結束を乱そうとしているのはりくである。そのことは義時もトキューサも、政子だってわかっているはずなのに、なぜこれまで手を打たずにほっておいたのだろう。執権の正室だから、手を出せないのは建前である。こういう時のために善児が、そしてトウがいるのではないか。トウが善児を殺して思いを遂げた後も残っているのかどうかはわからないが。


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