窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「新たなる覇者」(30)

題名

  • 「どうする家康」第30話「新たなる覇者」

放送日

  • 2023年8月6日

登場人物

概要

本多正信のおかげで無事、浜松へ戻った家康。一方、秀吉は織田家の跡継ぎを決める清須会議で、信長の孫・三法師を立てつつ、織田家の実権を握ろうとしていた。そんな秀吉の動きを苦々しく見ていた市は柴田勝家との結婚を決意。秀吉と勝家の対立が深まる中、家康は旧武田領に手を伸ばす、関東の雄・北条氏政との一戦に臨むことになる。(公式サイトより)

秀吉が明智を倒し、柴田を攻略している間に、空白地帯となった甲斐・信濃・上野を北条より早く手に入れるべく、動きを開始。北条とぶつかるが、上野を北条、甲斐・信濃を徳川がもらうことで決着をつける(上野は臣従したばかりの真田の土地。うわぁ、火種が……)。また家康の次女・おふうを氏直の妻とする。これで北条との同盟関係が成立。旧武田軍の兵士は井伊直政に預けることに。

今日のお市

「この戦の総大将はこの市であると心得ておる」
織田家は死なぬ。わが血と誇りは、わが娘たちがしかと残して行くであろう」

雑感

清須会議から賤ケ岳の合戦まで一気に進んだ。

信長の死後も描くとすると、家臣筆頭の柴田勝家が一時的とはいえ織田家の前面に立つわけで、吉原光夫という(失礼ながら)地味な役者が演じ、しかもこれまでこれといった見せ場がなかった。これでどうやって存在感を出していくのかと思ったが、なんと、市の輿入れ後は市が仕切るということだった。賤ケ岳の合戦も実質の総大将は市。柴田勝家は最後まで影が薄かった。勝家はお気の毒だったが、市は最高にカッコ良かった。


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