放送日
- 2023年9月4日
雑感
- 9月4日の深夜に放送されているのを見たのだが、8月31日放送の再放送だった模様。
- 「初心に戻って」とか「オリジナルメンバーで」などと強調され、安部俊幸にまで言及されている割に吉田彰に一切触れられないのは寂しい。
- 財津がMCで「心の旅のあと、ずっとヒット曲に恵まれず、ライブにはこんなに大勢の人が来てくれるのになんで曲はヒットしないのかと……」と言っていた。「心の旅」の次のヒット曲は「虹とスニーカーの頃」という認識らしい。謙遜と自虐の入ったギャグなのだろうとは思うが、「夏色のおもいで」も「銀の指環」もスマッシュヒットしているわけで、そうでなければ「青春の影」などという重いバラッドをシングルリリースできるはずがなく、もちろん次の「ぼくが作った愛のうた」もちゃんとヒットしているので、だからこそ絶大な人気があったのであって、こういう言い方はよくないなと感じた。
- サポートは三人(ギター、キーボード、ドラムス)で、メンバーは固定されているようだ。その上、楽器だけではなくコーラスも参加していた。それなら、ちゃんとメンバーとして紹介したらいいと思うのだが、最後まで名前は「財津和夫、姫野達也、上田雅利、宮城伸一郎」の四人だけだったのは寂しい。ところで、安部の代わりのリードギターと音を厚くするためのキーボード(シンセサイザー)は絶対に必要だが、ドラムスも必要なのか? 上田くんのドラムは問題ないように感じたが、一台では足りない?
- これで最後、と言っていたが、来年まで追加公演を行なうことが決まった由。来てくれたファンの熱狂と、チケットが取れなかったファンの残念な声を聞いて決断したとのこと。自分も行けるチャンスが出て来たが、まあ、やめておこう。こういうのは、かつて彼らの全盛期にステージを見た人が、クラス会のような気分で再会し、お互いの若かった頃を思い出して感傷に浸るものなのだと思うからだ。一度も行ったことのない自分が今初めて彼らのステージを見ても、おいてけぼりを食うだけだろう。