第23週「ヤマモモ」(金)
概要
再度、渋谷へ向かった寿恵子。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たちの話を聞いて、渋谷の町に魅了されていく。そして、の佐藤、荒谷らを座敷に呼んだ寿恵子は、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。(NHKオンデマンドの解説より)
今日の万太郎と寿恵子
「万太郎さん、今夜は疲れですか」
「わしゃまだ寝とうない。なんせ二ヶ月ぶりの寿恵ちゃんじゃあ」
「では、商いの話を」
感想
第112回(火曜日)に綾は「土佐」という屋台でヤマモモを出した。今回は早々と週タイトルを回収したなと思ったら、そうではなかった。寿恵子が渋谷に出した待合茶屋の屋号だった。
出店に先立ち、近所の温泉や居酒屋の経営者、芸者などを招いて食事会を開き、渋谷の町を盛り上げていこうと決起集会的なことを行なうのがすごい。待合は部屋と飲み物を提供する場で料理は近所から取る店だそうだ。ということは、「ヤマモモ」に客が来ると近所の店も儲かる。うまいやり方だ。
その店へ小林一三と相島圭一がやってくる。相島圭一は巳佐登に通っていた逓信省鉄道庁の人物だ。
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