窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(019)

第4週「ワテ、香川に行くで」(木)

放送日

  • 2023年10月26日

概要

USKが新しい代に変わった頃、一人の青年・羽鳥善一は、夢を抱いて大阪から東京に向かっていた――。桃色争議から一年。ツヤの実家の香川から手紙が届く。スズ子に法事に出てほしいというのだが、ツヤと梅吉はその内容に戸惑いを隠せないでいた。一方、六郎は近頃ある疑問を持っていた。スズ子と六郎が、実は本当の兄弟ではないのではないかというのだ。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

誰からの手紙で、そこに本当はなんと書かれていたのかはわからない。が、とにかく法事があるから帰省せよというものだったらしい。ツヤと梅吉は、「行かないわけにはいかないけれど、自分らが行くと角が立つ」ことから、スズ子と六郎の二人に行かせることにした。

スズ子の出生の謎に迫ることになるらしい。どんな謎かわからないが、今やスズ子も19歳(かな?)、この機会に事実を話すべきだと思う。田舎には口の軽い親戚が山ほどいるものだ。少なくとも、スズ子がツヤの実の子ではないことは地元の人は皆知っているだろう。そういう人から歪んだ形で知らされる方が怖いと思うが……

六郎は、9年前にアホのおっちゃんから「河童の子」と言われたことをずっと気にしているらしい。河童の子のわけはないから、嘘だ(からかっただけだ)と大人ならすぐわかるが、六郎にはそれがわからない。毎日鏡を見ては、お父ちゃんと似ていない、ねえやんとも似ていないと悩んでいる。おっちゃんも罪なことをしたものだ。

スズ子は自分がこの家の子ではないかも知れないとは、露ほども疑っていない。愛情たっぷりに育ってきた証左だろう。そのためか年齢の割に幼いところもあるが……。六郎の観察(父親とも似ていない)が事実とすれば、スズ子だけではなく、六郎も? とも思ったが、ツヤが妊娠もせずに突然弟ができたら、スズ子が知らないはずはないか……。


映画ランキング