窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(009)

第2週「笑う門には福来る」(木)

放送日

  • 2023年10月12日

概要

鈴子は百日咳にかかってしまう。三か月後の梅丸少女歌劇団(USK)の単独公演の出演は無理そうで……。鈴子は高熱でうなされ、ツヤと梅吉は、鈴子が死んでしまうのではないかと心配する。そんなとき、鈴子はツヤに桃が食べたいと伝える。ツヤは桃を探すのだが、今は桃の時期ではなく……。一方、白川と桜庭は、鈴子がいなくなったことで同期の大切さに気が付き始めていた。(NHKオンデマンドの解説より)

アホのおっちゃんは六郎に、「鈴子は鯨の子、六郎は河童の子」と吹き込む。六郎はそれを信じてしまい、熱でうなされている鈴子に、「ねえやん、僕ら、ほんまは兄弟じゃないかも知れない」と打ち明ける。

桃が食べたいという鈴子に、ツヤは八百屋を回って必死に探し回るが、どこへ行ってもけんもほろろ。それを見ていたゴンベエは、じゃあこれを、と言って見事な桃を差し出す。どうしたの、と問うツヤに「忘れました」。

熱が下がってすっかり元気になった鈴子。熱々先生は「百日咳ではなく、ただの風邪やったかも」。そこへ白川と桜庭が見舞いに訪れる。一計を案じた鈴子は、具合が悪いふりをし、もうUSKには戻れないかも知れないと弱々しくつぶやく。桜庭は「あんたが戻って来てくれたらこの女とも仲良くする!」白川は「もう仲ええわ!」そこへ六郎がやってきて、ねえやんはもう治ったよ、百日咳ではなく五日咳やったって、とバラしてしまい、白川と桜庭は怒るが、いつしか笑い合う。

感想

アホのおっちゃんが真相を知っているとは思わないから、ふざけただけだろう。昔は「あんたはウチの子じゃない、橋の下で拾ってきた子」などと言って子どもを不安がらせる大人がよくいたものだ。鈴子に関しては的中してしまったわけだが、六郎はツヤ・梅吉の子なのか?

鈴子の百日咳で両親(特に梅吉)が異様に驚き、慌てるが、そういえばこの二人は子を亡くした経験があるのだった。そりゃ焦るだろうなあ。

季節外れに桃を手に入れるとは、ゴンベエさんは何者? また「忘れました」と言って追求をかわすということは、記憶喪失だというのも、本当のところはどうなんだろう?

嘘のつけない六郎が余計なことを言ってしまうのは、タイ子が松岡君を好きだとバラして以来、二度目。こういうことがこれからもあるのだろう。まあ今回は、嘘が長引けば長引くほどこじれるから、さっさとバラしてくれてよかったのかも。

風呂につかって仲直りは、風呂屋ならではだが、女の子が風呂につかっているところを延々と見せるのは、ちょっと目のやり場に困る……。


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