窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(005)

第一週「ワテ、歌うで!」(金)

放送日

  • 2023年10月6日

登場人物

概要

花咲音楽学校の受験に失敗した鈴子は酷く落ち込んでいた。そんな時、梅吉から道頓堀に新しくできた梅丸少女歌劇団(USK)のことを教えられる。梅吉は鈴子をUSKの公演に連れて行くことにした。劇場でトップスターの大和礼子や橘アオイの踊りを見て感動した鈴子は、梅丸少女歌劇団に入りたいと心に決める。試験の日、鈴子は意気揚々と会場へ向かうのだが……。(NHKオンデマンドの解説より)

試験日を間違えており、既に試験は終了していた。ツヤと鈴子は、せめて歌だけでも聞いてくれとしつこく頼み込み、林嶽男は仕方なく「じゃあ一曲だけ」と許可するが、歌を聞くや、「入れたれや」と答える。

感想

庶民派の鈴子は、花咲より梅丸の方が合っていたのだろうが、花咲の時は、「生まれた時から花咲に入りたいと思っていました!」と嘘八百述べたものの、恐らく鈴子は花咲の舞台は一度も見ていない。USKは実際にショーを見て、ここに入りたい、と思うようになったわけで、そこは大いに違うというべきだろう。

林が「一曲だけ」と言ったのは粘る親子に手を焼いて、歌わせなければ帰らないと思ったからで、見てやろうという気持ちはなかったはず。それを覆す歌唱を鈴子は示したわけだが、それが実際、視聴者も納得の行くものだったのだから、すごい。

前回は一家四人で川の字になって寝ていたが、今回は鈴子が一人で寝ていた。「そっとしておく」ためにゆうべだけそうしたのか?

翼和希は、現役のOSK日本歌劇団の男役スター。レビューの時にうしろで踊っていたのもOSKの団員らしい。これらに囲まれて堂々と前で踊っていた蒼井優もたいしたものだ。

又野暁仁演じる花田六郎が、本当にいい味出している。本役に交代した時にがっかりしないか、今から不安。


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