窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(007)

第2週「笑う門には福来る」(火)

放送日

  • 2023年10月10日

登場人物

概要

梅丸少女歌劇団に入って一か月、厳しい稽古もあり鈴子の同期は、わずか三人になってしまっていた。しかし、同期の仲はちょっとギクシャクしている。そんな中、鈴子は同期が抱える家庭の事情も知ることになり、お節介をしてしまうのだが……。公演では、鈴子たち新人は先輩たちの衣装や小道具の準備が仕事。やがて迎えた本番の日、鈴子たちは橘アオイの衣装の羽を忘れてきてしまったことに気がつく。(NHKオンデマンドの解説より)

黒い羽は白川幸子が忘れてきたが、連帯責任で三人とも叱られた。舞台は全員で作る。三人でチェックすれば忘れることはない。人のことなど知らないと思っているからこういうことが起きる、とアオイは叱りつける。「みんなで気を付ければ忘れることはないね、私、うっかり屋さんだから、これからも助けてね」という白川に、桜庭は「甘ったれるな」とつかみかかる……

感想

鈴子は現代でいえばまだ小学生。白川と桜庭の年齢はわからないが、同程度と考えたら、いきなり三人に任せるのは無理があるのではないか。ちゃんとできるのか、ポカをやらかすのではないかとハラハラして見ていたら、案の定、大事な忘れ物をした。いったいどうやって窮地を切り抜けるのかと思ったら、切り抜けられず、結局アオイは羽なしで踊ることに。手をひらひらさせて必死で踊っていたけど、誰が見ても舞台は失敗だろう。

昨日までこうした手伝いをしていた練習生はどこへ行ってしまったのか? 経験のある大人が、事前にきちんと確認をすべきではないか。そもそも羽はひとつしかないのか。スペアはないのか。真に叱られるべきは幸子ではないように思うが……

それにしても、羽なしで踊らせてしまった舞台を見たら、自分たちがどれほどヤバイことをしでかしたのか、わかりそうなものだが、三人とも割と呑気だったなあ。子どもだから、そんなものか……

それにしても、二日目でいきなり三人に減るとは思わなかった。鈴子は、自分は恵まれている(金銭面だけでなく、親の愛情という点でも)ことを自覚しているのが素晴らしい。


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