窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ」第五週

第五週を振り返って。

ジーンとしたり、笑えたり、きゅんきゅんしたりするシーンは皆無で、楽しくないシーンが多かったため、一回ずつしか見なかった。前週はそれぞれの話を3~5回見たことを考えると、たいへんな違いだ。

振り返った時にどうにも納得がいかないのは、なぜ家出を急いだかということだ。小椋くまさんが即座に部屋を用意してくれたからいいようなものの、それがだめなら野宿をするつもりだったか。せめてあらかじめ手紙を出し、部屋を空けてくれる言質を取ってから出発でもよかったのではないか。千吉の見合い話は喪が明けてからでいいと言っていたのだから。

徐々にお菓子の人気が出て、売り上げが増えたのはいいけれど、ちょっととんとん拍子に行き過ぎる。注文が増えたらそれだけたくさん作らなければいけないが、たくさん作るためには釜がいる、鍋もいる、材料や製品の置き場所もいる。あの物置小屋で一人で頑張っている限りは、すぐに上限に達したと思うが、そのあたりをごまかしていた感じだったのがちょっと気になった。

気になったと言えば、乳幼児の面倒をみていたら、それだけで一日が経ってしまいかねず、仕事をすると言っても限度があるはず。いくらいい子でも泣いたりぐずったりするし、病気にもなるだろうが、そうしたところを描いていないのはフェアではない気がした。

リヤカーでの配達も結構だが、晴れの日ばかりではない。雨が降ったらどうするんだろうとか。ここは、注文したら作っておくので取りに来てください、というやり方にすべきだった。

そこを描くのがテーマではないのかも知れないが、客商売をやったことのある身としては、商売をあまりに能天気に描き過ぎなのは気になった。

ついでにいえば、隙間風の吹くような家で作ったお菓子は、衛生上はいろいろ問題だろうなと思った。現代のクリーンルームとまでは言わないが、たちばなの厨房はもっと清潔だったはず。時代が時代だから相対的に大きな問題ではなかったかも知れないが、気になるところだ。



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