窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

龍馬伝-15「ふたりの京」

出演

雑感

  • 脱藩した龍馬は京で4年ぶりで加尾と再開。龍馬が振ったわけではないとはいえ、別れて4年、以来音信不通だったのに、いきなり「加尾」などと呼び捨てで呼びかけるのは納得がいかない。いつまで恋人面しているのか、と思ったが、加尾も龍馬のことをずっと思い続けていた様子。龍馬は加尾を押し倒し、顔を近づけるという、NHK的にぎりぎりのところまで見せる。
  • 結局、龍馬はもっともっと大きくなる人だから、自分のことは忘れた方がいい、と加尾が切り出して終わる。前回の別れは不可抗力によるものだったが、今回の別れは二人が双方了解してのもの。同じ相手と二回別れるのは、つらいなー。でも、これでもうヒロスエが出てこなくなるかと思うと、ヒロスエファンの人には悪いけど、個人的には、ほっ。
  • しかし、勝海舟の名前をヒロスエから、じゃなくて加尾から教えてもらうというのも作り過ぎのような。
  • 土佐勤王党はいよいよ殺戮集団としての本領発揮。本間精一郎に目明しの……名前忘れたけど、今回も二人に天誅を。殺し方は野暮ったく、このドラマ内では、以蔵の腕はたいしたことはない(実際には、幕末の並いる剣豪の中でも随一の手練れだったらしいが)。
  • 岩崎弥太郎は登場時間は短かったが、ノリツッコミまで披露し、存在感を見せつけた。あのノリツッコミは脚本にあったのか? 香川のアドリブ?
  • 喜勢と弥太郎のなれそめはドラマでは省いていたのだろうと思っていたが、「なんであんないい女が弥太郎なんかの嫁にきたのか」とたびたび関係者がつぶやき、思わせぶりである。第20回くらいで理由が明らかになるらしいが。