窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

上野樹里が6歳の役/02「父の仇(かたき)」

出演

雑感

天真爛漫に育った江だが、父親の死の状況を知らず、周囲の人からも教えてもらえないことに不満を感じている。一方、茶々や初は、父の仇の信長に何も手を出せないばかりか、仇の庇護下で一家が生活していることにみじめな思いをしている。ついに江が真相を知る日がくる。が、怒りを爆発させる姉たちに疑問を感じた江は織田信長に接近する……

先週は子役で進めていた話も、今週はいよいよ上野樹里宮沢りえ水川あさみらが登場。もっともこれは1579年の出来事だという前提なので、本来江は6歳である。茶々は10歳。宮沢りえは37歳、上野樹里は24歳……。なるほどそれで、喋り方といい仕草といい、子どもっぽく振る舞っていたのか。子供っぽかったのではなく、本当に子どもだったのだ。

非常に面白い。しかも、江、市、茶々、初らが中心人物となるため、画面が華やかだ。美女が4人というのもそうだが、衣装が派手できれいだ。これは龍馬伝とは大きく異なるところ。

上野樹里は、まあのだめっぽいところがなくもないが、ずいぶん努力していると思う。役柄の年齢が上がってきたら、もっと自然に演技ができるのではないか。