一年くらい前に第一話を見てそれっきりになっていたものを改めて見る。
粗筋(ネタバレあり)
中嶋しおりは、15年前、5歳の時に、叔父が家に火をつけて両親を焼き殺され、一人だけ救出された。叔父が火をつけるのを見たと自分が証言したため叔父は捕まり、刑務所行きとなったが、出所した叔父が自分を殺しに来ると怯えて警察に電話をかけ、その電話を平野瑞穂が取る。
しおりの記憶は刷り込まれたもので、実は虐待に耐えかねたしおりが両親が寝ている間に家に火をつけたもの。それに気づいた叔父が、命からがらしおりを助け出し、かつ、罪をかぶってくれたのだった。
感想
しおりの両親殺害の逆転の真相は見事で、話を複雑にせずすっきりとまとめたのがいい。叔父としおりの母は関係があって、しおりは叔父の子ではないかという伏線が(すぐに解明されるので伏線というほどではないが)、命懸けで守ったことにリアリティを与えているし、父親は、自分の子ではないことに気づいていたから虐待したのではとも想像できる。
みなとみらいが映っていた。ここは神奈川県警か。
西島が尾崎にいう「逮捕の瞬間が一番あぶない」は「踊る大捜査線」の和久さんの教えか!?(同じフジテレビ)
第一話らしく、のちにつながりそうなさまざまなリンクが貼ってある。全部回収されるのかどうか不明だが。
- 平野瑞穂は鑑識課でミスをし、上司は左遷され、本人も広報課に飛ばされた
- 西島耕輔は警視庁でミスをやって捜査一課に異動してきた。カウンセリングを受けろと言われているが無視している
- 尾崎省吾は自分は刑事に向いていないと悩んでいる
- 平野は西島に「顔が見えないのはあなたで二人目」と言った。一人目は?
配役
過去記事
- 「顔」第1話「似顔絵が暴く心の謎」(2011/02/07)