なんで評判悪いのかなあ「ルパン三世」

いろいろと評判が悪い作品である。が、自分の感想は「え、面白いじゃん。これのどこが悪いっていうの?」

題名ルパン三世
原作モンキー・パンチ
監督北村龍平
出演ザ・ワークスルパン三世 - 小栗旬ルパン三世)、玉山鉄二次元大介)、綾野剛石川五ェ門)、黒木メイサ峰不二子)、キム・ジュン(ピエール)、ジェリー・イェン(マイケル・リー、ドーソンを裏切る)、山口祥行(ジロー)、ニック・テイト(トーマス・ドーソン、ザ・ワークスのリーダー)、他
■ジ・アーク/モムラーチャオ・プラムック(ニルット・シリチャンヤー、ナヴァロンセキュリティ社会長&要塞型金庫「THE ARK」オーナー)、ラター・ポーガーム(ミス・ヴィー、プラムックの参謀)、タナーヨング・ウォンタクーン(ロイヤル、マイケルに雇われた傭兵)、中山由香(マリア、ロイヤルの部下)、吉野和剛(サーベル、マイケルに雇われた傭兵)、他
■権力/浅野忠信(銭形警部)、ウィッタヤー・パンシリガーム(ナローン、タイ陸軍幹部)、他
■その他/山田優(客室乗務員)、他
公式サイト映画『ルパン三世』公式サイト
制作日本(2014年8月30日公開)
時間133分
劇場TOHOシネマズ 川崎

内容

泥棒の集団である「ザ・ワークス」のリーダー・ドーソンは、引退を考えており、若手メンバーに、シンガポールの現代美術館から古代オリンピックのメダルを盗んだ者に二代目を譲ると発表。若手競演の中でタッチの差でメダルを盗んだのはルパン三世だった。が、帰り道で待ち伏せされメダルをマイケルに奪われる。が、パーティーの席ではなぜかメダルは不二子の手に……

雑感

自分は漫画の読書量はそうそう他人にひけは取らないと思っているが、この原作漫画は読んだことがない。まあ自分が就学前の幼児期に漫画アクション(という青年誌)で連載されていた作品とあれば、目にしていないのもやむを得ないが、その後、単行本も目にした覚えがない。有体にいえば、漫画としてはさして人気作だったわけではない。

のちにアニメ化されて火が付き、さらに映画化もされたりして広く人気を得ることになったと理解しているが、(初期の)劇場用アニメがヒットしていたころは、映画なんて全然観ていなかったし、そもそもアニメにあまり興味がなかった。要するに、「流行っていたのは知っているが、どんな作品か全然知らない」のだった。ルパン三世峰不二子の名前と顔ぐらいはわかるが、次元大介石川五ェ門、銭形警部などというキャラの存在は本作で初めて知った。

この映画を強烈に批判している人たちは、漫画ないしアニメに思い入れがあって、キャラが合わないとか、作品の世界観を反映していないとか、そういう観点で文句を言っているのだろう。原作を全く知らない自分にとっては、普通のアクション映画であって、手放しで褒めるほどではないけど、決してつまらない作品ではなかった。

むしろ、好きなんだけど最近の作品であまり見せ場のなかった玉山鉄二綾野剛が実にカッコよかったので、その点だけで十分に満足したといえる。黒木メイサのお色気シーンに実は過大な期待をしていたものの、そういうシーンがほとんどなかったのは残念だったが、彼女のアクションシーンはなかなかすごく、別な意味で見惚れてしまった。

唯一のお色気シーンは、最初のパーティーの場面で、胸元の開いたドレスを着ていたところかな。はちきれんばかりにふくらんだ胸がちょっとエロかった。あれ、黒木メイサの生乳なのか? ちょっと大き過ぎる気がするが。

配役

原作を知らないといいつつ、小栗旬だけはコレジャナイ感が拭えなかった。小栗旬は決して下手な役者ではないと思うし、映画に取り組む真摯な姿勢には共感するところも大であるのだが、「踊る大捜査線(鳥飼誠一)」といい「岳(三歩)」といい「宇宙兄弟(ムッタ)」といい、あるいは昨年の大河の吉田松陰といい、いつもコレジャナイ感が漂う。嵌まったのは「荒川アンダー ザ ブリッジ」の村長役くらいか?

小ネタ

ルパン三世フライト・アテンダントに色目を使うシーンで、そのアテンダント山田優だったのは笑えた。もちろん山田優小栗旬の妻である。

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