窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(007)

第02週「ばらもん凧(だこ)、あがれ!」(火)

放送日

  • 2022年10月11日

登場人物

  • 大橋梓(浦莉子、一太の母)

概要

祥子の仕事の手伝いをすることになった舞。ビワを摘み、ジャムをつくり、瓶詰めする。それを、祥子の手ほどきを受けながら、失敗をしつつもなんとかできるようになる。舞は一つのことをやり遂げる喜びを知る。五島列島での生活が徐々に舞をたくましくしていく。そんな舞の様子を電話で聞いて喜ぶ浩太とめぐみ。浩太はめぐみと悠人に、これからは自分のことは自分でできるようにしようと宣言する。(NHKオンデマンドの解説より)

ビワを摘む時も、舞は籠いっぱいに摘んだビワをうっかり蹴飛ばして倒し、中の物を溢れさせてしまう。が祥子は「拾えばよか」。作ったジャムを瓶に詰める時も、舞はこぼしてしまうが、「やり直せばよか」。夕食の時に(おばあちゃん張り切ってハンバーグ作りました)舞に手伝ってもらったおかげで助かった、と礼を言うと、舞は暗い顔で「失敗ばかりした」と。

舞が失敗を異様に気にするのは、めぐみが先回りしてなんでもやってくれて、失敗をしたことがなかったから失敗に耐性がないのかと思ったが、夕食時にまで暗い顔をするのを見ていると、それだけではない何かを感じる。

落としたら拾えばいい、失敗したらやり直せばいいとおおらかに受け止め、叱らない祥子だが、舞が遠くのビワを取ろうとして無理な姿勢になったために籠を蹴飛ばしてしまったので、籠を蹴ったのはどうでもいいが、あれは脚立から落ちる可能性のある危険行為だった。手を伸ばそうとした時に、「舞、無理せんでいいとよ」と声をかけるべきだった。失敗をおおらかに受け止めるのと、リスク好意を回避しないことは同じではない。余所見でもしていたのか? しかし小さな子が脚立に乗っている時点で、目を話したら危ない。ちょっと気になるシーンだった。

今日は福岡に彼氏がいるらしいさくらの独演会だった。早口で彼への愚痴をまくしたてるも、五島方言丸出しで、舞にも視聴者にも何を言っているか聞き取れない(でも内容は正確に理解している)。長濱ねるは初めてだが、なかなか素敵なおねえさんだな。


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