窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(033)

第07週「パイロットになりたい!」(水)

放送日

  • 2022年11月16日

登場人物

  • 若林元太(浦一太)

概要

貴司が長崎の五島にいると分かった舞は、久留美と一緒に向かう。舞には貴司の居場所の当てがあった。それはかつて舞が送った絵葉書の灯台だと〔引用者注、大瀬崎灯台と思われる〕。空港に降りた舞たちはタクシーに乗って、灯台をめざす。そして、貴司はやはりそこにいた。舞と久留美の突然の登場に驚く貴司だが、二人に自分の心の内を素直に吐露する。一方そのころ、浩太はめぐみと、舞の進路を相談する。(NHKオンデマンドの解説より)

貴司はこの場所に三日いたそうだ。最初は波だけ見ていた。そのうちに、海が青いことに気づいた。遠くを見ると、海と空の境界線がないことに気づいた。夜になったら、空に星がいっぱい見える。空に星があったなんて、これまで全く気付かなかった……と語る。仕事がつらかったこと、この世の中には、自分の居場所がどこかにあるはず、それを探したいことを舞と久留美に伝える貴司。

祥子に迎えに来てもらい、その晩は三人とも祥子の家に泊めてもらうことになった。久留美は福岡の母に会いに行った(はず)。貴司は親と話しに家に帰った(はず)。舞はしばらく五島に残ることにした。浩太はめぐみに、もう一度舞と話し合おう、五島へ迎えに行こうと言う。

今日の祥子

「変わりもんは変わりもんで堂々と生きたらよか」

感想

灯台に三日いたというが、本当に三日三晩そこに居続けたのか、近くの旅館に泊まり、昼間はずっと灯台で過ごしていたということなのかわからないが、とにかく五島の自然の中で、治りかけたところへ舞と久留美が来た、という設定はよかった。舞が治せるわけじゃないから。ただ、話を聞く限りでは貴司の症状は相当なもの。もう治りましたで済むレベルではないと思うが。

舞は梅津の家に電話し、貴司と会えたこと、貴司が無事であることを伝える。雪乃は舞に、「早く帰って来るように伝えて、待っているからって」と涙ながらに言う。そういうとこだよ、と思った。貴司は、デラシネが隠れ家だった。デラシネがなくなったら、五島へ行った。自宅は、彼にとってくつろげる場所ではないのだ。どうしてそのことがわからないのか、わからないんだろうなあ。

大人になった一太登場。祥子に食事に誘われていったん受けかけるが、客を見て、舞が彼氏を連れて来たと思い込み(恐らく)、断わって慌てて帰ったのがオカシイ。貴司は貴司で一太のことをどう思ったかな。



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