ハプニング

題名ハプニング
監督M・ナイト・シャマラン
出演マーク・ウォールバーグ(エリオット)、ズーイー・デシャネル(アルマ)、ジョン・レグイザモ(ジュリアン:数学教師)、アシュリー・サンチェス(ジェス)、ベティ・バックリー(ミズ・ジョーンズ)
公式サイト映画「ハプニング」オフィシャルサイト
制作USA(2008年7月26日公開)
久々の洋画。面白かった。どんどん話が進み、変に勿体をつけたりせず、90分ですとんと終わるのがいい。

  • 最初に事件が起きたニューヨークのセントラルパークは大概の人がわかるとして、主人公たちのいるフィラデルフィアペンシルベニア州随一の都市)、乗った列車がハリスバーグペンシルベニア州の州都)行き、途中で主人公と別れたジュリアンが向かうのがプリンストンニュージャージー州)と、地名になじみがあり、だいたいの位置がわかったので引き込まれた。わからなくても面白さを損なうものではないが、これがわかると臨場感が増す。*1
  • 妙なことを口走り、平衡感覚がおかしくなったと思ったら、突如、自殺を始める。――この奇妙な病気? がセントラルパークから始まって東海岸に急速に広まり、パニックになる。登場人物が次々に死んでいくところが凄まじい。生き残るのは主人公たちだけなのだが、この人は主人公「たち」の中に含まれるだろう、と思っていた人も容赦なく死ぬ。かなりショッキングな内容だが、無差別殺人に走るのではなく、自殺という設定は悪くない。
  • 後半で、食事と宿を提供してくれるミズ・ジョーンズが、すべての事件の元凶なのかと思った。娘を亡くしたか何かで、頭がおかしくなり、何らかの理由で世間を恨んでいて、植物生命体を通じて恨みつらみが拡散……とか。実際にはそうではなかったが。だとすると、あの女の子の人形はいったい何の意味があった?
  • 結局、一連の事件の解明はなされないまま。しかし、あのラストシーンからすると、その前に出てきた「仮説」が正しかったということか? あの様子だと、人類は対抗する手段を持たないまま、間もなく滅びそうだ。
  • この映画自体が、人類が、森林資源を始めとする地球資源を急速に消費してきたこと、温暖化にみられるような、他の動植物を次々に絶滅に追いやるほど急激に環境を変化させてきたこと、……に対する警鐘なんだろうか。サミット直後の公開というタイミングからしても。
  • マーク・ウォールバーグは「ディパーテッド」でレオナルド・ディカプリオと共演し、アカデミー助演男優賞にノミネートされている。ジョン・レグイザモは「ダイ・ハード2」にも出演歴あり。TVドラマ「ER」のクレメンテ先生?

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*1:たまたま僕はこのあたりの地名にはなじみがある。「みんな、アメリカを探しにやってきたのです(3/3)」(Adminではないけれど [ブログ篇]、2008/05/23)を参照