クライマーズ・ハイ

題名クライマーズ・ハイ
監督原田眞人
出演堤真一(悠木和雅)、堺雅人(佐山達哉)、山崎努(白河頼三、社長)、尾野真千子(玉置千鶴子:工学部出身の記者)、遠藤憲一(等々力庸兵:社会部部長)、田口トモロヲ(岸円治、政経部デスク)、滝藤賢一(神沢周作、地域報道班)、皆川猿時(伊東康男、販売局長)、でんでん(亀嶋正雄:整理部部長)、高嶋政宏(安西耿一郎)、野波麻帆(黒田美波、元・社長秘書)、西田尚美(安西小百合、耿一郎の妻)、小澤征悦(安西燐太郎、耿一郎の息子)
公式サイト映画『クライマーズ・ハイ』公式サイト
制作日本(2008年7月5日公開)
またしても邦画。しかし、邦画にしてはかなり面白かった。

  • 宣伝では堤真一ばかりがクローズアップされているが、堺雅人がカッコよかった。最初の方で、命懸けで現場取材を行ない、締め切りのデッドライン直前に電話で原稿を送ってきたが、それが載らない。なぜ落としたのか? と堤に詰め寄る場面はゾクゾクするほどの迫力があった。一方、ラストの方で、社長に辞表を叩きつけた堤を追って、乗客の遺書というスクープ写真を見せ、「明日の一面で使ってください」(=辞表を取り下げ、デスクとして指示してください)と頼む場面はお約束とはいえ、感動的。堺は「新選組!」の山南総長以来だが、存在感のある役者だなあ。
  • しかし、少しでもいい記事を書くために全社一丸となるわけではなく、社長の一声に言い返すことのできない現場(それでもジャーナリストか?)、若手に追い越されることに嫉妬する先輩社員の執拗な嫌がらせ、派閥争いなど、日本映画らしいといえばそれまでだが、そういう部分にはうんざりした。
  • 背景説明は短く、専門用語・業界用語らしきものも次々に飛び出すが、早口だったり、音が必ずしも拾えていなかったりして、聞き取りにくい。なので、背景や全体の流れが今ひとつつかみにくい。それでも、映像の圧倒的な力で感じ取れればそれでいいのかも知れない。もう一回観ればもっとよく理解できるだろうし、もう一回くらいは観てもいいかな、という気にはさせられた。

クライマーズ・ハイ [DVD]

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