中谷美紀の光にのけぞった/「軍師官兵衛」第四話「新しき門出」

粗筋

官兵衛は光(てる)とヤマモモの木の下で運命的な出会いをする*1

小寺政職は、跡継ぎも生まれ、自身の体制を盤石なものとすべく櫛橋左京亮の娘・力(りき)を官兵衛に娶せようとする。が、官兵衛が気に入らない左京進と力は猛反対。そこで光が「じゃあ私が」と申し出る。実はヤマモモの木の下で一目惚れしていたのだ。

雑感

いつの間にか堺から帰ってきていた。が、鉄砲の買い付けがうまくいったかどうかの言及はなし。わざわざ堺まで行って「そこいら辺のものを一挺いただきます」という客がいるのだろうか?*2「八重の桜」では、薩摩の大山が型落ちだがすぐ手に入る銃を安価で大量に集めたのに対し、山本覚馬は最新鋭にこだわり、それがために入荷に時間がかかり、会津戦争に間に合わないという失態を犯した。限られた予算の中でどのような銃を手に入れるかというのは軍略に関わってくる問題であって、本来は軍師の片鱗を見せつけるいい場面だったと思うのだが……というか、当然そういう場面があると思っていたのだが……

配役

太河のキャスティングで昔から不満なのが、役者同志の年齢差を無視した配役だ。中谷美紀は嫌いではないが、姉の(はずの)力よりずっと歳上に見える(最初、光の方が姉なのかと思ったが妹だと知ってのけぞった)。どう見ても官兵衛よりも歳上である。実際には官兵衛より7歳下、力より8歳下なのだが。

以下に1567年(官兵衛が結婚した年)における主要人物の満年齢と、演じる役者の現時点での年齢を挙げる。

役柄 役者
黒田官兵衛(21) 岡田准一(33)
光(14) 中谷美紀(38)
力(22) 酒井若菜(33)
織田信長(33) 江口洋介(46)
足利義昭(30) 吹越満(48)
木下藤吉郎(30) 竹中直人(57)

*1:ヤマモモというのは @azukki_ さんの指摘による。@azukki_ さんによれば、ヤマモモの花言葉は「教訓」「ただひとりを愛する」だそうだ。

*2:ゴルゴ13が初めて銃職人デイブ・マッカートニーの店を来訪した時に言ったセリフ。ヘンメリーにあれこれ注文をつけるゴルゴに、デイブが「いったいこの銃のどこが気にいらぬというんです!?」と問うと、「わざわざここまで来て、その辺のものを一挺いただきます、と買っていく客もいるのか? 銃も弾もそれなりのものがほしいのだ」と答えた。−AT PIN-HOLE