窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)第二話

サブタイトル

「その恋、投資する価値アリですか?」

放送日

  • 2020年9月22日

登場人物

概要

モンキーパスは赤字続きの「わくわくスポーツランド」のリニューアルを計画し、「ディール」の提案を検討していた。猿渡慶太はディールの社長が聖徳まりあの婚約者であることを知り、対抗意識が芽生える。

玲子は、お弁当を会社で食べるとすぐに慶太に絡まれるのが嫌で、外へ食べに行く。入った店で板垣と会い、一緒に食事をすることに。ともに慶太が苦手だという話で盛り上がり、板垣は、玲子こそが自分の運命の相手ではと感じるが……

慶太の提案で、山鹿眞一郎、早乙女健に声をかけテニスコンペが開催される。玲子は早乙女が来ると聞いて即座に参加表明。山鹿はまりあを連れての参加。板垣は慶太に逆らえず参加。玲子は「わくわくスポーツランド」で開催していた子供テニス大会で入賞したこともある腕前で、早乙女とペアを組み優勝する。

まりあはみんなの分のお弁当を用意してきたが、山鹿はそれに気付かず(豪華な)ケータリングを頼んでしまう。慌てて隠すまりあだが、慶太は気づき、オレはそれを食べたいといってまりあの手作りの料理を「おいしい」と食べる。

まりあのテニスの腕前は素人丸出しの下手なもので、山鹿からも怒られていたが、玲子は何気ない動作から、実はまりあも本格テニスの経験があることを見抜き、山鹿に華を持たせるために下手を装ったと喝破。山鹿はまりあをちゃんと見てくれているのか? 自分を偽っても長続きはしないのでは、とまりあに話す。

玲子は、思い切って早乙女を食事に誘おうとするも、できず。しかし慶太にけしかけられた早乙女から玲子を食事に誘ってくる。大喜びの玲子だが、次週予告で早乙女に子供がいることがわかる……

雑感

慶太の金遣いは相変わらず荒いが、とにかくお小遣い帳はちゃんとつけているようだ。それをチェックする玲子から無駄が多いと指摘されるが納得がいかない様子。これは~だから必要、これは~だから必要と言い訳する。

お金の遣い方について、他人が要・不要を判断するのは難しい。問題は、慶太がお金を遣おうと思えばいくらでも遣える環境にある。お母さんが頻繁に慶太の元を訪れ、お金を(100万円単位で)渡していくのだ。これで無駄とか浪費とか言われても納得できないのは当然だ。本来は給料の範囲で生活すべきだが、いきなりそれは無理だろうから、月50万円でも100万円でも、とにかく上限を決めるべきだろう。慶太にできないのは「決められた範囲でやりくりする」ということなのだから。

玲子は早乙女に対する気持ちは諦められない。それどころか、進展しそうな気配も見えた。慶太はまりあにまだ未練たっぷり。まりあの結婚が決まれば諦めるしかないが、今回の話でまりあと山鹿の婚約は見直されることになるだろう。確かに慶太はまりあのことをよく見ていて、好みとかも知っているのだ。慶太は悪い男ではないのだ……が、このままではよりを戻しかねない。

とりあえず、玲子の家に慶太が同居しているという点で物理的な距離は縮まりはしたが、今のところ恋は始まりそうにない。


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